テッド・ダンソンが主演を務める人気コメディ、Netflixシリーズ『グランパは新米スパイ』のシーズン2が、2025年11月20日より独占配信されました。本作は、ドキュメンタリー映画『83歳のやさしいスパイ』を原作に、隠居生活を送る70代の元大学教授が私立探偵の助手として活躍するコメディ。2024年に配信され、話題を呼んだシーズン1をおさらいするとともに、シーズン2の見どころを紹介します。
※本記事はNetflixシリーズ『グランパは新米スパイ』シーズン1&2の一部ネタバレを含みます。
目次
Netflixシリーズ『グランパは新米スパイ』とは? シーズン1をおさらい

テッド・ダンソン演じる主人公のチャールズは最愛の妻を亡くしてから無気力な生活を送っていましたが、娘に勧められて夢中になれるものを探す中で探偵助手の求人広告に応募。シーズン1では元工学教授で電子機器に強いという理由でスパイとして雇われ、老人ホームに潜入することに。そこでチャールズは施設内で起きた盗難事件を解決するとともに、さまざまな人たちとの関わりを経て妻の喪失を乗り越えていきました。
特筆すべきはこの一見荒唐無稽な物語が、実話を元にしているということです。原作となっているのが、2020年に公開されたドキュメンタリー映画『83歳のやさしいスパイ』。83歳のごく普通の男性セルヒオが、入居者への虐待疑惑がある老人ホームに潜入し、慣れないスパイ活動に悪戦苦闘する中で入居者たちと心を通わせていく姿が感動を呼び、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされました。

本作もまた、「事件の犯人は誰か」というミステリーの皮を被っていますが、どちらかといえば見どころはチャールズを取り巻く人間模様の方にあります。
何といっても、主人公のチャールズがロマンスグレーでとってもかっこいいんです。スパイとしてはちょっぴり頼りなく、たくさん失敗する姿にクスッと笑えるのですが、博識で穏やか、かつ人情深いチャールズは相手の懐にスッと入ってきます。最初は偏屈に見えていた人も思わぬ哀しみや孤独を抱えていて、チャールズとの会話の中でそれが明らかになることも。事件の謎だけではなく、人の心も解いていくチャールズの姿にほっこりさせられることでしょう。
次なる舞台は大学!シーズン1で出会ったチャールズの愉快な仲間たちも登場

『グランパは新米スパイ』シーズン2の舞台となるのは、ウィーラー大学。チャールズの娘エミリーやその夫も通った歴史ある学校ですが、経営難の渦中。ベレンジャー学長はOBで大富豪のブラッド・ビニックから4億ドルの寄付を受ける契約を交わしていました。
そんな中、“ウィーラー守護神”を名乗る何者かが学長のノートパソコンを盗み、「ブラッドからの汚い金を受け取れば、お前の秘密をバラす」と脅迫する事件が発生。スキャンダルが明るみになれば、寄付の話は白紙となり、ウィーラー大学は潰れてしまうかもしれません。そこで学長はホリー学部長とともにコヴァレンコ探偵事務所へ相談。犯人を探るべく、チャールズが客員教授として大学に潜入することとなります。

前回は老人ホームが舞台でしたが、今回は大学が舞台ということもあって、年齢や性別の幅もさらに広く個性豊かなキャラクターが勢ぞろいしています。事件の犯人像は、ブラッドの学園への介入を拒む人物。またベレンジャー学長の独断的な改革にも批判が集まっており、調べているうちに教員・生徒全員に犯行の可能性があることが分かっていきます。
ゆえに調査は前回よりも難航。そこでチャールズは色んな人の協力を得るのですが、その中には老人ホームへの潜入捜査で出会った人たちも。チャールズと三角関係になりかけたエリオットとヴァージニア。チャールズがスパイと知って失望するも、のちに和解して親友となったカルバートなど、愉快な仲間たちが登場し、チャールズの作戦に加わります。
シーズン2からでももちろん十分に楽しめますが、シーズン1から観るとワクワクが倍増すること間違いなし!本シリーズは、約30分×全8話でサクサク観られるのも魅力の一つ。時間が許せば、シーズン1から通しで視聴してはいかがでしょうか。
チャールズに新たな恋。テッド・ダンソンとメアリー・スティーンバージェンの夫婦共演に胸キュン

シーズン1で妻の喪失を乗り越え、一時期は疎遠になっていた娘エミリーとの関係も取り戻したチャールズ。シーズン2では、なんと70代にして新たな恋が始まります。お相手は、ウィーラー大学で音楽理論教授として働くモナ。2人はすぐ意気投合し、出会ったその日にキスを交わしました。でも、問題はその後。元ロックスターで華やかな人生を送ってきたモナの価値観や、突拍子もない行動にチャールズは少々振り回され気味……。果たして2人は上手くいくのか、というのも今シーズンの見どころとなっています。
自由奔放でチャーミングなモナを演じたのはメアリー・スティーンバージェン。驚くことに、テッド・ダンソンとはリアル夫婦なんです! 2025年で結婚30周年を迎えた2人。私生活でのラブラブっぷりがよく分かるチャールズとモナの微笑ましいやりとりに思わず胸キュンします。

また今シーズンでは、チャーリーをスパイとして雇った探偵事務所の所長ジュリーのパーソナルな部分にも踏み込んでいきます。元詐欺師で逮捕歴がある母ヴァネッサを許せず、誰も信用することができないジュリー。しかし、エミリーのある後悔を知り、少しずつヴァネッサに歩み寄ろうとしていきます。
そのエミリーも父チャールズの変化に触発され、ずっと蓋をしてきた夢への一歩を踏み出すことに。シーズン1から変わらず、本作は人との繋がりの大切さを実感させてくれます。
Netflixシリーズ『グランパは新米スパイ』登場人物
チャールズ・ニューウェンダイク(テッド・ダンソン)

元カリフォルニア州立大学の工学教授。認知症を患っていた最愛の妻との死別後は気力を失い、娘のエミリーとも疎遠になっていたが、ひょんなことから探偵事務所の雇われスパイに。シーズン2では、ウィーラー大学の学長への脅迫事件を解決するべく、客員教授として学園に潜入する。
演じるテッド・ダンソンは、80年代にアメリカで人気を博したコメディ・シリーズ『チアーズ』のサム・マローン役で国民的スターに。本シリーズは、『グッド・プレイス』の仕掛け人であるマイケル・シュアとの再タッグ作。
ジュリー(リラ・リッチクリーク・エストラーダ)

コヴァレンコ探偵事務所の所長。チャールズをスパイとして雇っている。シーズン2では、自身の母親との長年の確執を乗り越えていく。
エミリー(メアリー・エリザベス・エリス)

チャールズの娘。男児三人の母親。母親の死後、無気力になっていた父親に何か新しいことにトライするよう勧めた。シーズン2では、チャールズの変化を見守りながら、自分の人生とも向き合っていく。
演じるメアリー・エリザベス・エリスは、米FXの人気コメディドラマ『フィラデルフィアは今日も晴れ』シリーズのウエイトレス役で一躍有名に。
ジョエル・ピニェロ(ユージン・コルデロ)

エミリーの夫。子育てや父との関係などに悩むエミリーを温かく見守る。
演じるユージン・コルデロは、マーベルドラマ『ロキ』シリーズや映画『キングコング:髑髏島の巨神』などに出演。コメディアンや脚本家としても活動しています。
モナ(メアリー・スティーンバージェン)

ウィーラー大学の音楽理論教授。元ロックスターで、頭にメロディが浮かぶと会話の途中でも席を外し、一人で作曲に勤しむ。チャールズとは出会った瞬間に惹かれ合う。
演じるのは、1978年にジャック・ニコルソン監督作『ゴーイング・サウス』でデビューして以来、第一線で活躍し続けるメアリー・スティーンバージェン。私生活では、95年にチャールズ役のテッド・ダンソンと結婚しました。
ブラッド・ヴィニック(ゲイリー・コール)

ウィーラー大学のOBで、ヴィニック社のCEO。大富豪で大学に4億ドルの寄付を約束する。その裏には、ある策略が……。複数回の離婚歴があり、現在は孫と同世代のケルシーと結婚生活を送っている。
演じるゲイリー・コールは、『グッド・ファイト』『シカゴ・ファイア』などの人気ドラマシリーズに多数出演。2021年には、『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』の主演をマーク・ハーモンから引き継ぎ、NCIS(海軍犯罪捜査局)のリーダーであるオールデン・パーカーを演じています。
ジャック・ベレンジャー(マックス・グリーンフィールド)

ウィーラー大学の学長。ヴィニックから4億ドルの寄付を受ける契約を交わした後、自身の秘密が詰まったノートパソコンを何者かに盗まれる。
演じるマックス・グリーンフィールドは、『New Girl / ダサかわ女子と三銃士』のシュミット役や、『ヴェロニカ・マーズ』のレオことレオナルド・ダマート役で知られています。
ホリー・ボッチマーク(ジル・タリー)

ウィーラー大学の学部長。誰よりもウィーラー大学の未来を深刻に考え、一喜一憂している。
ケルシー(リサ・ギルロイ)

ヴィニックの妻。現在29歳で、ヴィニックの娘よりも若く孫とも友人のような関係を築いている。インフルエンサーで常にハイテンションだが、ヴィニックに捨てられることを恐れている。
演じるリサ・ギルロイはコメディアンとしても活躍しており、本作でもその才能を発揮しています。
ベンジャミン・コール(デヴィッド・ストラザーン)

文学をこよなく愛するウィーラー大学の英文学教授。偏屈な性格で、チャールズに対しても嫌味な態度を取る。
演じるデヴィッド・ストラザーンは、2005年に『グッドナイト&グッドラック』でジャーナリストのマローを熱演。ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞、同作でアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされるなど、高い評価を得ました。
ヴァネッサ(コンスタンス・マリー)

ジュリーの母。2人の子どもを一人で育てるために詐欺へ加担し、逮捕された経験がある。現在はジュリーに雇われているが、母娘の関係は冷え切っている。
ディディ(ステファニー・ベアトリス)

シーズン1でチャールズが潜入した老人ホームの施設長。
演じるのは映画『ミラベルと魔法だらけの家』でミラベル・マドリガルの声を担当したステファニー・ベアトリス。
まとめ

謎あり、笑いあり、涙あり。最後は心がホッと温まるNetflixシリーズ『グランパは新米スパイ』を紹介しました。家族でも安心して楽しめる作品なので、週末や長期休みにみんなでイッキ見してみてはいかがでしょうか。
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