『WWE: ”壮大なるドラマ”の裏側』ますだおかだ·岡田「禁断の扉、開けてもうた……」

松竹芸能所属のお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右さんは、少年時代からの筋金入りのプロレスファン。今回、岡田さんは今話題になっている『WWE: “壮大なるドラマ”の裏側』をプレゼン。プロレスを漫才と重ね合わせた岡田さんならではのユニークな視点と解説で、作品の魅力を余すところなく語っていただきました。

※本記事はNetflixドキュメンタリーシリーズ『WWE: ”壮大なるドラマ”の裏側』の一部ネタバレを含みます。

『WWE: “壮大なるドラマ”の裏側』とは

『WWE: "壮大なるドラマ"の裏側』とは

『WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)』とは、アメリカに本拠地を置く世界最大級のプロレス団体。単なるスポーツの試合という枠組みを超え、ドラマのようなストーリー展開や派手な演出が特徴で、世界180カ国以上で放送されています。

Netflixドキュメンタリーシリーズ『WWE: “壮大なるドラマ”の裏側』は、「レッスルマニア」や「サマースラム」といったWWEのビッグイベントの舞台裏に密着したドキュメンタリー作品。華々しいリング上とは裏腹に、スターレスラーやスタッフが最高のエンターテインメントをつくり上げる裏側に迫ります。プロレスファンはもちろんですが、脚本や演出などエンタメの裏側に興味のある人にもおすすめの作品です。

漫才でいうネタづくりやネタ合わせの部分を公開

――『WWE: “壮大なるドラマ”の裏側』を観た第一印象はいかがでしたか?

僕はもともとジャイアント馬場さん率いる全日本プロレスと、アントニオ猪木さん率いる新日本プロレスが競い合う昭和のプロレスが大好きでよく観ていました。

『WWE: “壮大なるドラマ”の裏側』はプロレス界で暗黙の了解とされていた“ファンタジー”の部分を、ついにこの作品で公開してしまったんです! この作品を観た周りのプロレスファンもザワついていますよ(笑)。

――それほどの衝撃を受けたと?

漫才でいうネタづくりやネタ合わせの部分を公開

そりゃあ、もう! プロレスをあまり知らない人に例えるなら、プロレスは漫才に近いかもしれません。基本的には技をかける人がフィーチャーされますが、技を受ける人も相手の技がいかにすごいかを見せるために大げさに痛がり、お客さんを沸かせます。漫才も同じで、ボケとツッコミのかけ合いでお客さんを喜ばす共同作業です。

この作品ではプロレスの“ファンタジー”の部分、漫才でいうところのネタづくりやネタ合わせの部分を全部観せているんです。近年はM-1グランプリの裏側がドキュメンタリータッチで描かれていますが、ネタづくりやネタ合わせのシーンを映すのはほんのちょっとです。

ただ、この作品はネタづくりもネタ合わせも、「さあ全部観てください」っていうもの(笑)。技をかける場面、技の受け方、凶器を使うタイミング……。演出やストーリーの裏側をさらけ出しています。本当にすごいです!

”禁断の扉”全開!ドラマの裏側に迫る

――この作品で印象に残っているエピソードは?

”禁断の扉”全開!ドラマの裏側に迫る

リングのそばに総指令室の「ゴリラポジション」を設けてあって、そこでプロデューサーが試合や演出、ストーリーなどをすべてコントロールしているんです。ゴリラポジションは禁断の扉の総本山ともいうべき場所ですが、その扉も開けていますからね。

それから、因縁深いある二人のレスラーが戦いを終えた直後、ゴリラポジションに入ってきて「最高の試合だった」「ありがとう」とハグしながら健闘をたたえ合っているシーンも印象的でした。ほんの数分前まで死闘を繰り広げていたのに信じらへん! ただ、そんな裏側を観せたとしても、リング上で繰り広げられる戦いに僕たちが夢中になっているのは紛れもない事実ですからね。

――WWEの核心の部分ですよね。

マジシャンがタネ明かしをしてからマジックをするようなものです(笑)。それでも、WWEのストーリーや世界観に没入できるということです。ただこの作品、マジの、ガチの禁断の扉まで開けているんです!

――ゴリラポジション以上のエピソードということですか?

”禁断の扉”全開!ドラマの裏側に迫る

その比じゃない! ある選手が膝をケガするシーンがあるんですが、実はそのケガは嘘。もっと言えば“ヤラセ”です……。字幕でもハッキリそう訳されていました(笑)。コンプライアンスが厳しい昨今、絶対アカンとされているヤラセをやったと認めているんです。

演出は一般的に技をかける側と受ける側、そして周りのスタッフの意思統一のもとで実行されています。ただ、ある選手が膝をケガするこの演出は、ごく一部の人しか知らないという……。

そのヤラセをオープンにしているんですよ。まあ、これはホントにすごいわ(笑)。ここまでオープンにしても、ファンを楽しませる自信があるという裏返しですかね。

――プロレスファン、WWEファンにとっては、確かに複雑な気持ちですね……。

”禁断の扉”全開!ドラマの裏側に迫る

この作品を観終えた後、プロレスファンとして観てよかったのかどうか自問自答しましたが、結局のところ観て良かったとは思っているんです。

「ゴリラポジション」にいるプロデューサーは、インカムをつけて試合中に細かく指示を出して演出を変えています。時にレフェリーがレスラーに指示することだってある。

そんな計算し尽くされた演出やストーリーはありますが、いざ試合がはじまるとハラハラドキドキしながら夢中になれるわけですから。それにセリフやリハーサルは一切ない。ぶっつけ本番で何が起こるか分からない。そういう一発勝負のすごさも伝わってきます。ある意味、ドラマや映画を超えたリアリティのある作品なんです。

緻密な演出が生んだプロレスの歴史さ

――WWEの魅力は?

緻密な演出が生んだプロレスの歴史さ

リング内だけでなく、リング外も含めた壮大なストーリーですね。2、3年どころの話ではなく、何十年もずっとストーリーが続いているわけですから。ファンやお客さんの熱量も上がったり下がったりしますから、下がった時にどんなストーリーや演出を差し込めるかが大事です。

例えば、WWEにはベビーフェイス(善玉)とヒール(悪玉)がいますが、それがストーリーと複雑に絡み合ってベビーフェイスのレスラーがヒールに、ヒールのレスラーがベビーフェイスに変わることも。そんな思いもよらない展開が観る人を飽きさせず、WWEを面白くさせてくれます。

プロデューサーをはじめとするスタッフが、いろいろな知恵やアイデアを絞り出してずっと続いているんです。WWEはホンマにすごいわ!

――岡田さんにとって、プロレスの醍醐味とは?

プロレスファンじゃない人やプロレスを斜めから見ている人からは「どうせ勝負なんて決まってるでしょ」って言われますが、プロレスファンが求めているのはそこじゃない。勝敗ではなく、“ファンタジー”を忘れるぐらいの白熱したバトルがプロレスの醍醐味です。

実は漫才もそう。あまり言いたくないですが、本番までに何度も何度もネタ合わせをして挑みます。ただ、それを感じさせず、舞台の上手と下手から二人がセンターマイクでたまたま出会って、立ち話をするように自然なかけ合いをするのが究極の漫才です。

――この作品はどんな人にオススメしたいですか?

プロレスに興味のある人はもちろん、興味のない人にもぜひ観てほしい! WWEのドキュメンタリー作品ですが、作品のタイトルにあるように“ドラマ”でもあるんです。プロレスラーを俳優さんとして観るのも楽しいと思います。レスラーたちの人間模様も見えてきますから、ずっと観ているとレスラーがドラマの俳優さんに観えてくるんですよ。

――最後に、岡田さんが一番人に見られたくない裏側はありますか?

緻密な演出が生んだプロレスの歴史さ

「ウワォ!」「ギュ~!」「閉店ガラガラ」を練習している時やね。「あのギャグ、練習をしているんだ」って絶対思われたくないな~(笑)。これは見たらアカンで!

今回の記事は「eo光チャンネル」で放送中の番組『Netflix Freaks』の連動企画。こちらの動画もご覧いただき、岡田圭右さんのプレゼンで作品の面白さをぜひ感じてください!

ますだおかだ岡田圭右さんの衣装協力/REPLAY スタイリスト/石山美穂

【Netflixドキュメンタリーシリーズ『WWE: “壮大なるドラマ”の裏側』シーズン1~2独占配信中】


Netflixを楽しむなら、 eo光シンプルプランとNetflixのセットプランがおすすめ!eo光シンプルプラン 10ギガコースとまとめてお申し込みいただくと、Netflix月額料金の最大6カ月分をプレゼントします。さらに月額料金がすっと毎月110円おトクに!

eo光シンプルプラン 10ギガコース Netflixパックへのリンク画像

※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。