きらびやかな衣装に華やかで情熱的なダンスなど、日本やハリウッドとは違った魅力が特徴のインド映画。今回はNetflixで視聴できる作品を中心に、感動作やコメディ作品など“元気がもらえる”という点に注目したインド映画を5作、紹介します。
インド映画の特徴
インド映画(ボリウッド映画)の特徴は、なんといっても独特のエンタメ性が挙げられるでしょう。ド派手で豪華な楽曲とダンス、人々の機微もしっかりと描くストーリーもあるインド映画。ミュージカルではない作品でも、唐突なダンスシーンが挟まれるのもインド映画の面白さ。見た目の華やかさもありますが、文化上の理由で男女の直接的な恋愛表現が避けられた結果、ダンスに置き換わったという説もあります。2時間以上に渡る長い映画も多いのでマイペースに楽しむのもおすすめです。
元気がもらえるインド映画5選
1.『きっと、うまくいく』(2009年)
学生時代に親友同士だったファルハーンとラージュー、ランチョーの3人組。大学卒業以来、ランチョーは行方不明に。卒業から5年、かつての同級生・チャトルから「ランチョーが来る」と連絡を受けた2人が駆けつけるもそこにランチョーの姿はなく、チャトル1人だけ。ランチョーの居場所を知るチャトルとともに、3人の旅が始まります。
『きっと、うまくいく』はコメディに終始せず、心にじんわり染み入るストーリーも素晴らしい“笑って泣ける”映画です。まず、見事なのは見ている側も「ランチョーに会いたくなってくる」ストーリー構成。学生時代の思い出を振り返ることでランチョーの優しさや聡明さが描かれます。過去と現在を交互に映すことで、ランチョーを知る過程と3人の旅がつながる構成になっているのです。
そして終盤で明かされる衝撃の過去とランチョーが親友たちを置いて姿を消した理由。ランチョーたちの強い絆を知った上で迎えるラストの展開は、涙無しには見れません。笑って泣いた3時間後には、そしてランチョーが繰り替えす「アーリーズウェル(ALL IS WELL)」がきっと心に残るはずです。
2.『マダム・イン・ニューヨーク』(2012)
英語が話せないことで家族から軽んじられ、劣等感を抱えている主婦のシャシ。そんなシャシにある日、ニューヨークに住む姉から姪の結婚式を手伝うよう連絡が来ます。はじめは異国情緒を楽しむシャシでしたが、カフェでコーヒーも満足に注文できない自分に1人涙を流します。一念発起したシャシは、偶然見かけた“4週間で英語が話せるように”という英会話教室に通い始めることに。なんとかたどり着いた教室には、さまざまな国から訪れた生徒が集まっていて……。
『マダム・イン・ニューヨーク』は、遠い異国の地で奮闘するシャシの姿を通して、学ぶこと、自分らしくいることの大切さを伝えてくれる作品です。抑圧的な夫のもとで“母親”としての役割に徹する人生を送っているシャシ。ニューヨークで学ぶのは英語だけではありません。ニューヨークで出会う友人や姉一家との交流、新たな学びを通すことで、自信と自尊心を取り戻します。決して腐らないシャシからは、「何かを学ぶことに遅いということはない」ということ。自分を誇らしく思うこと。優しいストーリーのなかに、自分らしく生きる大切なことを教えてくれます。窮屈さを感じている方や不自由を感じている方にこそおすすめしたい作品です。
3.『ダンガル きっと、つよくなる』(2016)
国際大会で惨敗を期し、引退してしまった元レスリング選手・マハヴィル。生活のためにレスリングを辞めたものの「国際大会でのメダル」を諦めきれずにいました。自信が果たせなかった夢を息子に託そうと考えるマハヴィルでしたが、生まれてきた4人の子どもは全員女の子。長女ギータと次女ハビーナにレスラーの才能があると見抜きます。次の日から娘に金メダルを取らせるため、マハヴィルと姉妹の特訓の日々が始まるのでした。
『ダンガル きっと、つよくなる』は、実話を元にした作品です。全編を通して描かれるのは、多くを語らず体当たりで語り合う不器用な父娘の愛。常にしかめっ面で、娘たちに厳しい特訓を課すマハヴィルに、最初は不安を抱くかもしれません。夢を押し付けているかのように見えるマハヴィルの胸の内には、熱いほどの愛が秘められているのです。言葉に出ない胸の内を感じ取れるのも、出演陣の繊細な演技があってこそ。細かい表情まで見逃さないよう、集中できる環境で視聴するのをおすすめします。笑いも感動もあるストーリーに、スポーツ映画顔負けのレスリングシーンなど、見ごたえもたっぷり。2時間40分ほどと長めの作品ですが、夢中で見入ってしまうでしょう。
4.Netflix映画『グンジャン・サクセナ -夢にはばたいて-』(2020)

幼い頃からパイロットになる夢を追ってきた少女グンジャン・サクセナ。入学に大金が必要な航空学校を断念したものの、夢を諦めきれずにいました。失意の中にいたグンジャンでしたが、インド空軍で初となる女性隊員の募集を開始したことを知ります。厳しい試験を突破したグンジャンでしたが、女性士官がほとんどいない空軍内では、さらなる困難が待ち受けていました。
実在する同名のインド空軍の大尉の半生を元にしたNetflix映画『グンジャン・サクセナ』。女性のほとんどいない軍隊で、1人奮闘するグンジャンに降りかかるのは、現代では考えられないような理不尽ばかり。身体的にも精神的にも痛めつけられるグンジャンですが、決して折れることはありません。高い壁に直面しながらも、グンジャンの心を支えるのは「パイロットになりたい」という夢。理不尽な仕打ちにも決して折れず腐らず、まっすぐ立ち向かうグンジャンの姿には、夢に向かう勇気をもらえるはずです。
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5.Netflix映画『ライトニング・ムラリ』(2021)

クリスマスの夜、将来を誓った恋人に裏切られる仕立て屋の青年ジェイソン。婚約者と仲睦まじげな元恋人と村人の前で啖呵を切るジェイソンに、空から一筋の光が落ちてきます。雷に打たれるも、一命を取り留めたジェイソンでしたが、体にはある変化が現れます。落雷で得た超人的な力を正義の力に使うことを決めたジェイソンでしたが、村にはもう1人スーパーパワーに目覚めた男が……。暴走するもう1人の超人から村を救うべく、ジェイソンは立ち上がります。
Netflix映画『ライトニング・ムラリ』は、インド発の“ご当地ヒーロー”ムービー。世界の平和よりは村の平和、ヒーローもヴィランも同じ村で争うというストーリーがユニークな作品です。インド映画の明るさと賑やかさ、ヒーロー映画のど派手さのマッチも絶妙で、肩肘張らずに楽しめるのも『ライトニング・ムラリ』の魅力。ユルさの中に「力も使い方次第で悪になる」というヒーロー映画のお約束ともいえるテーマを含ませている点もお見事です。コメディシーンもしっかり笑って楽しめる作品なので、疲れたときにこそおすすめな映画です。
まとめ
邦画や洋画とは違った魅力にあふれるインド映画。華やかなダンスや音楽が目を引きますが、人々の機微を捉えた見事なストーリーに、俳優陣の細かな芝居も合わさった総合力の高いエンタメです。数え切れないほどの映画を配信しているNetflixでは、インド映画も多数配信中! 元気になりたいときに見たいインド映画は、ぜひNetflixでご覧ください。
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