俳優の南沙良と鈴鹿央士が共演するNetflixシリーズ『君に届け』が独占配信中。本作は2006年〜2017年に 『別冊マーガレット』(集英社)で連載された椎名軽穂による人気同名漫画を、テレビ東京とNetflixの共同制作で実写化したもの。誰もが憧れる青春を今をときめく若手実力派キャストたちが体現する本作のみどころを紹介します。
『君に届け』あらすじ
陰気な容姿から「貞子」というあだ名がつけられた爽子(さわこ)。本当は純粋な心の持ち主であるにもかかわらず、霊感があると周りから恐れられる彼女は小・中と一人ぼっちの学生時代を送ってきた。
そんな爽子は高校の入学式当日、桜の木の下で自分とは正反対の爽やかボーイ・風早(かぜはや)と出会う。それはこれから訪れる笑いと涙、そしてドキドキに満ちた青春の幕開けだった。
『君に届け』登場人物
黒沼爽子(南沙良)
本作の主人公。暗い見た目からみんなに「貞子」と呼ばれているが、元々は小学生の頃に同級生から呼び間違えられたことがきっかけ。高校でも霊感があるなどの根拠のない噂が立ち、クラスでは浮いた存在だった。しかし、その純粋で優しい心を知る風早やあやねたちのおかげで少しずつみんなの輪に入り、青春を謳歌していく。
演じる南沙良は、新垣結衣や川口春奈など多くの人気俳優を輩出してきたファッション雑誌『ニコラ』(新潮社)の元専属モデル。2017年に役者デビューを果たし、近年は『ドラゴン桜』第2シリーズ(TBS系)や『女神の教室〜リーガル青春白書〜』(フジテレビ系)など数々のドラマでインパクトを残す注目の若手俳優。
風早翔太(鈴鹿央士)
爽子のクラスメイト。入学式の日、道に迷っていたところを爽子に助けられた。爽やかな見た目と気さくな人柄で男女問わず周囲から好かれる人気者。実は爽子にほぼ一目惚れしており、その純粋な心に触れさらに惹かれていく。
演じる鈴鹿央士は、高校時代に映画のエキストラに参加したところ俳優の広瀬すずにスカウトされたことでも有名。2019年に映画『蜜蜂と遠雷』で天才ピアニスト役を勝ち取り、映画初出演ながら日本アカデミー賞をはじめ、各新人賞を総なめしました。『六本木クラス』(テレビ朝日系)や『silent』(フジテレビ系)などの話題作における繊細な演技も話題に。
矢野あやね(久間田琳加)
いつも千鶴とつるんでいる爽子のクラスメイト。愛称は“やのちん”。その派手な見た目ゆえにあらぬ誤解を受けることもあるが、実は礼儀正しく大人びた性格でよく人のことを見ている。最初こそみんなと同様に「貞子」と呼んでいた爽子とも徐々に打ち解け、唯一無二の関係に。
爽子役の南沙良と同じく、あやね役の久間田琳加は雑誌『ニコラ』の元専属モデル。現在はモデルのみならず、タレントや役者としてマルチに活躍しています。2023年は主演映画二本の公開を控える注目株の一人。
吉田千鶴(中村里帆)
“ちづ”の愛称で呼ばれる爽子のクラスメイト。風早、龍、胡桃沢とは中学からの同級生で、あやねとは高校で仲良くなった。義理と人情に熱く、感情が豊か。霊感があると噂される爽子のことは当初怖がっていたが、あやねとともに友情を深めていく。
演じる中村里帆は南沙良、久間田琳加と同様に雑誌『ニコラ』出身のモデル。2016年に役者デビューを果たし、中国の人気ドラマを日本でリメイクした『シンデレラはオンライン中!』(フジテレビ系)で初主演を果たしました。現在はNHK連続テレビ小説『らんまん』にも出演中。
真田龍(櫻井海音)
爽子たちのクラスメイト。千鶴の幼なじみであり、風早の親友。野球部に所属している。常にボーッとしており、寡黙で感情が分かりづらい。実は幼い頃から千鶴に想いを寄せており、爽子にだけそのことを打ち明ける。
演じるのは、TBSの人気情報バラエティ『王様のブランチ』のレギュラーメンバーとして活躍する櫻井海音。Mr.Childrenのボーカル・桜井和寿の息子として知られており、自身もバンド活動を行うほか、『つまり好きって言いたいんだけど、』(テレビ東京系)など役者としても近年は注目を集めています。
胡桃沢梅(香音)
爽子とは別のクラスに所属する一年生。中学時代から風早に想いを寄せている。誰もが認める美少女で男子生徒から人気を集めているが、実は計算高く、爽子と風早が仲良くならないように裏で手を引く。梅という名前がコンプレックスで、みんなには“くるみ”と呼ばせている。
演じるのは、父親にタレントの野々村真を持つ香音。本作では4人目となる元『ニコラ』モデル。同誌を卒業後も数々のファッション雑誌でモデルを務め、同世代の女性から絶大な支持を誇っています。現在はドラマ『ガチ恋粘着獣』(テレビ朝日系)で主演を務め、その怪演が話題に。
荒井一市(三浦翔平)
爽子が所属するクラスの担任。担当学科は体育で野球部の監督。独身であるため、生徒から“ピン”と呼ばれている。破天荒な行動が目立ち、良い意味で先生っぽくないがいざという時は頼りになる部分も。
演じるのは、人気俳優の三浦翔平。シリアスな役からコミカルな役まで幅広くこなす俳優歴15年の実力で本作を支えています。一見意外性がありながらも、配信開始となるや否や原作ファンから「ハマり役」と話題を集める演技に注目です。
知れば知るほど愛おしい個性豊かなキャラクター
日本のみならず世界中で愛され、メディアミックスも展開されてきた少女漫画の金字塔『君に届け』。
シリーズ累計3600万部を突破し、第32回講談社漫画賞少女部門を受賞しています。連載が終了してから5年以上が経過した今も『君に届け』には色褪せることのない魅力が詰まっています。
特に見どころになっているのが、もれなく全員愛おしくなる個性的な登場人物。爽子やあやねのように、ちょっと関われば良い子だと分かるのに見た目で損している子もいれば、風早やくるみのようにみんなから思われる自分と、本当の自分とのギャップに若干悶々としたものを感じている子もいる。
はたまたコミカルなキャラクターである千鶴と龍が実は恋の悩みを抱えていたり、回を追うごとに意外性のある一面がどんどん引き出されていくのです。爽子と風早の恋愛模様を中心に描きながらも、同時に周りの状況も少しずつ動き出す群像劇に目が離せません。
君に届け!と願ってやまない気持ちに心動かされる
今までみんなに誤解され、ひとりぼっちだった女子高生が学年一の人気者である男子に好意を寄せられ、さらには素敵な友人までできる。恋に友情に勉強に忙しい、誰もが憧れる理想的な青春が描かれる『君に届け』。ともすればファンタジーで終わってしまいそうなこの作品に現実味を与えてくれるのが、非常に丁寧な心理描写です。
「友達になりたい」って言いたいのに言えない、好きな人に好きって伝えたいのに伝えられない……。タイトル通り、まさに「君に届け」と願ってやまないもどかしい思いが画面越しからでもひしひしと伝わってきます。
それはフレッシュでありながら、確かな実力を持った若手キャストたちの繊細な演技の賜物。特に爽子を演じる南沙良と風早を演じる鈴鹿央士は、内向的な芝居が得意な役者。心のうちに秘めた思いがその表情や仕草に溢れ出てくるとき、そこには大きな感動が待ち受けています。彼らの純度100%なひたむきでまっすぐな思いにきっと心動かされるはず。
まとめ
フレッシュな顔ぶれが勢ぞろいし、多くの人から愛される少女漫画の金字塔を再度実写化したNetflixシリーズ『君に届け』。大きな事件が起きるわけではない平和な高校生活の中で描かれる恋と友情の物語は若い人のみならず、青春は遠い記憶のかなたに消えたと思っている大人の心にも良い波紋を広げてくれます。ぜひ「ああ、こういう気持ちが自分にもあったな」と昔を思い出しながらお楽しみください。
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