Netflix映画『ザ・ユニオン』マーク・ウォールバーグ×ハル・ベリーのアクション/かけあいを堪能

Netflix映画『ザ・ユニオン』マーク・ウォールバーグ×ハル・ベリーのアクション/かけあいを堪能

マーク・ウォールバーグとハル・ベリーが共演するアクションコメディ映画『ザ・ユニオン』が2024年8月16日(金)からNetflixで独占配信されました。ハラハラドキドキのアクションと小気味の良いジョーク、ハリウッドスター同士の絶妙なかけあいが魅力的な本作は、サクッと映画で気分転換がしたいときにぴったりな作品です。この記事では、そんな本作のみどころについて紹介します。

※本記事はNetflix映画『ザ・ユニオン』の一部ネタバレを含みます。

『ザ・ユニオン』のあらすじ

『ザ・ユニオン』のあらすじ

40代の中年男性マイク(マーク・ウォールバーグ)は、地元ニュージャージー州パターソンで建設作業員として働きながら、代わり映えのない毎日を送っていました。ある日、行きつけのバーで友人たちと遊んでいると、学生時代の恋人ロクサーヌ(ハル・ベリー)が突然姿を現します。

久しぶりの再会を喜ぶマイク。学生時代の思い出話に花を咲かせた後、ロクサーヌの誘いで2人は恋人時代の思い出の場所を訪れることに。元恋人との意外な展開に浮足立つマイクでしたが、夜景を観ながら抱き合ったのもつかの間、ロクサーヌに鎮静剤で眠らされ、彼女の仲間とおぼしき軍団に拉致(らち)されてしまいます。

マイクが目を覚ますと、なんとそこはロンドン。ロクサーヌに状況の説明を求めると、「国際的な諜報機関ユニオンのメンバーであること」「マイクをスカウトするためにニュージャージーを訪れたこと」を明かされます。あまりの唐突な事態に、一度はスカウトの誘いを断ったマイクでしたが、戸惑いながらも引き受けることを決意。ユニオンのメンバーによる2週間の過酷な訓練を経て、マイクはユニオンのメンバーと共に危険な任務に挑んでいきます。

『ザ・ユニオン』の登場人物

マイク・マッケンナ(マーク・ウォールバーグ)

マイク・マッケンナ(マーク・ウォールバーグ)

地元を一度も出たことがない、独身、実家住みの40代男性。建設作業員として働き、仕事が終われば行きつけのバーで友人と遊ぶという代わり映えのない毎日を送っている。出世欲や野心はないが、明るく男気のある性格で友人は多い。学生時代の恋人ロクサーヌとの突然の再会によって人生が激変し、諜報員の世界に放り込まれる。

ロクサーヌ・ホール(ハル・ベリー)

ロクサーヌ・ホール(ハル・ベリー)

マイクの幼馴染で、学生時代の恋人。成長意欲と向上心が強く、高校卒業後は地元を離れて大学に進学。その後、ユニオンのエリート諜報員として長く活躍している。あるミッションに失敗したのを機にマイクを諜報員の世界に誘ってからは、パートナーとして一緒に活動。

トム・ブレナン(J・K・シモンズ)

トム・ブレナン(J・K・シモンズ)

ユニオンのメンバーを束ねる指揮官でロクサーヌの上司。主義主張の激しいメンバーと上部組織であるCIAの幹部に挟まれた難しい立場に置かれており、度々頭を抱えている。次々に襲い掛かる難局を豊富な経験と、ひょうひょうとした性格で乗り越えていく。

ニック・ファラデー(マイク・コルター)

ニック・ファラデー(マイク・コルター)

ユニオンの実行部隊の経験豊富なメンバー。ロクサーヌのパートナーとして活動を共にしていたが、あるミッションの失敗によって命を落としてしまう。

『ザ・ユニオン』のみどころ

『ザ・ユニオン』のみどころ

実は30年来の友人同士?豪華スターの魅力的なかけあい

本作には、『テッド』や『トランスフォーマー』などでお馴染みのマーク・ウォールバーグと、『チョコレート(2001年)』でアカデミー主演女優賞に輝き、『007 ダイ・アナザー・デイ(2002年)』ではボンドガールを務めたハル・ベリーの、2人の有名なハリウッドスターが出演しています。

マーク・ウォールバーグ演じる愛嬌溢れるマイクとハル・ベリー演じる才色兼備なロクサーヌはどちらもハマリ役。「マイクのやらかしを、嫌味を交えながら支えるロクサーヌ」という、バディものの定番のようなかけあいは、本作の最大の見どころといえるでしょう。プライベートでも30年来の友人だという2人の相性は抜群で、「普段もこのままの関係なのでは?」と感じてしまうほど、二人の自然で軽快なかけあいを楽しむことができます。

小気味よい展開と迫力満点のアクション

109分というやや短めの映画でありながら、本作の舞台は、イタリア→アメリカ→イギリス→イタリアと目まぐるしく変化していきます。

マイクとロクサーヌが再会するアメリカのシーンだけは会話が中心ですが、その他はハラハラドキドキのアクションの連続。銃撃戦、爆発、格闘、カーチェイス……などなど、アクションの全部盛りともいえるような内容で、観ていて飽きる暇がありません。特に、イタリア、イストリア半島を舞台に繰り広げられる、めくるめくアクションとカーチェイスは迫力満点です。

また、トム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』、ジャッキーチェンの『プロジェクトA』、スティーブン・スピルバーグの名作『激突!』など、アクションの古典を意識したようなシーンが含まれているのも魅力のひとつ。アクション映画初心者だけでなく、玄人の方も満足できる作品に仕上がっています。

誰もが共感できる身近なテーマ設定

本作は、「地元で生き続ける者(マイク)と世界を知るためにふるさとを去った者(ロクサーヌ)」の別れと出会いの物語でもあります。

極秘の諜報機関、CIA、世界を裏で操る闇の組織……などなど、作中に出てくるキーワードはどれも非現実的なものばかりですが、実はこのようなテーマ設定が本作を身近で共感しやすいものにしています。

互いに愛し合いながらも、方向性の違いによって一度は別れたマイクとロクサーヌ。世界を救うためのミッションを共にすることで、2人の関係はどのように変化していくのでしょうか?誰もが人生で経験する身近な人との出会いと別れ、本作では、その心情をポップに、そしてほっこりと描き出しています。

まとめ

まとめ

Netflix映画『ザ・ユニオン』は、マーク・ウォールバーグとハル・ベリーが出演するアクションコメディ。ハリウッドスター同士の絶妙なかけあいや迫力満点のアクションを堪能できる本作は、気分転換やストレス発散にぴったりな作品です。サクッと観られるアクション映画をお探しの方は、ぜひ視聴してみてください。

さらに、もっとアクション映画を楽しみたい方には、以下の記事もおすすめです。
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