アクション作品で圧倒的な存在感を放つ、「ロック様」ことドウェイン・ジョンソン。演技力はもちろん、鍛え上げられた強靭な肉体から繰り出されるアクションと、眼光鋭く甘いマスクとのギャップで、作品を観終わった後は男女問わずメロメロになってしまう名俳優です。今回はそんなドウェイン・ジョンソンが出演する映画を7本ご紹介します。
ドウェイン・ジョンソンの魅力
なぜ「ロック様」と呼ばれているのか?
ドウェイン・ジョンソンは、もともとプロレスラー。アメリカで国民的に人気を誇るWWE(元WWF)のスター選手として活動しており、その時のリングネームが「ザ・ロック」なのです。プロレスラー時代も絶大な人気を誇っており、数々のタイトルを獲得しています。
俳優業を始めたのは2001年からで『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』がデビュー作。敵役のスコーピオン・キングとして存在感を放ち、翌年にはスピンオフ作品『スコーピオン・キング』が制作されるほどの人気を博しました。
リングからは引退していますが、2023年に所属するプロレス団体であるWWEのTKO取締役に就任するなど、今でもプロレスの世界に携わっています。
絶体絶命の状況でもどうにかしてくれる安心感
プロレスラーとして頂点を極めたドウェインは筋骨隆々で、味方にいるだけで安心感を与えてくれるビジュアル。躍動感のあるアクションも最高。いくら殴られても、いくら銃で撃たれても、何度でも立ち上がるタフさがあって、思わず「頑張れ!」と応援したくなるような演技をしてくれます。やはりプロレスラーとして“魅せる”動きがうまいのだと思います。
そして時折見せる無邪気でニヒルな笑顔とのギャップに、観ている我々はメロメロ。どれだけ絶望的な状況でも、「ロック様なら」と思わせてくれるのです。
私生活は意外と子煩悩
スクリーンの中ではめちゃくちゃなアクションをしているドウェインですが、その私生活は意外と子煩悩で知られています。中でも二度目の結婚生活で授かった2人の娘にメロメロ。ドウェインのインスタグラムに度々登場しており、彼自らが娘の髪をとかす姿などを見ることができます。
おすすめのドウェイン・ジョンソン出演作
1.レッド・ノーティス(Netflix映画)
Netflix映画『レッド・ノーティス』は、最重要指名手配犯の美術品泥棒を捕まえるため、FBI捜査官が稀代の詐欺師と手を組むシーンから始まります。市街地や孤島、ジャングルなど、美しい世界をめぐりつつ、スタイリッシュな知恵比べが見どころの一つです。
『レッド・ノーティス』の一番の魅力は、ドウェイン・ジョンソンとライアン・レイノルズとガル・ガドット、ハリウッドを代表するアクション俳優3名の共演です。それぞれのアクションの質が高いのはもちろん、息の合ったバトルシーンは見ごたえ抜群。先が読めないストーリー展開で観る人を飽きさせない作品です。
アクション超大作映画『レッド・ノーティス』Netflix Festival Japan 2021で公開されたスペシャルトークではドウェイン・ジョンソン、監督ローソン・マーシャル・サーバーが出演し、『レッド・ノーティス』の企画立ち上げ裏話から撮影秘話までを語っています。
ドウェイン・ジョンソンの熱いトークに期待感も高まります!
2.ワイルド・スピード ファイヤーブースト
俳優ドウェイン・ジョンソンを語るうえで外せない『ワイルド・スピード』シリーズの第10作目。引退したドミニクの前に、かつての敵の息子であるダンテがやってくるところからストーリーが始まります。
ドウェインは2011年に公開された『ワイルド・スピード MEGA MAX』から警官であるルーク・ホブス役で出演。主人公であるドミニクと互角の勝負をするなど、その人気は主役にも匹敵するほどでした。しかしとある理由でシリーズと喧嘩別れをしており、もう二度とドウェイン演じるホブスを観ることはできないとファンは肩を落としていました。そんな中、最終章ともいえる『ファイヤーブースト』で電撃復帰したのです。おそらくドウェインにとっても、ファンにとっても、思い入れのある作品であるに違いないでしょう。
3.セントラル インテリジェンス
高校時代はスーパースターだったものの、今はしがない会計士のカルヴィン(ケヴィン・ハート)は、当時いじめられっ子だったボブ(ドウェイン・ジョンソン)と再会。ボブはマッチョになっており、実はCIAに所属しているのだとか。とある組織から逃げているボブと一緒に、カルヴィンは事件に巻き込まれていく……。
『セントラル インテリジェンス』は、昔はスターで今はさえない中年と、昔はいじめられっ子で今はCIA捜査官という二人の対比が笑いを誘うコメディアクション作品です。ドウェインのアクションはもちろんですが、コメディアンでのケヴィン・ハートとの掛け合いがとっても魅力的。ちょっと仕事で疲れた時には、この作品で大いに笑って癒されるのがおすすめです。
4.ファースター 怒りの銃弾
ドウェイン・ジョンソンが復讐の鬼となって、とある男たちを追いかけるサスペンスアクション作品『ファースター 怒りの銃弾』。強盗を成功させた主人公グループは成功をアジトで祝っていると、違う犯罪グループが突然襲い掛かってきて、仲間はもちろん実の兄を殺されてしまいます。そして強盗罪で10年の禁固刑を受けた主人公は、出所後に復讐を始めていきます。
2010年に公開された本作は、息もつかせぬようなアクションはもちろん、ロック様の体の仕上がりが最高です。怒りを内に秘めた姿は、立っているだけで異様な殺気をはらんでいるかのごとく。ロック様のスリリングな肉弾戦を観たいのであれば、本作がおすすめです。
5.ギャングスターズ 明日へのタッチダウン
2006年に公開された『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』。不良少年たちをアメフトを通じて更生させようとする保護観察官の実話をもとにしています。当時はアメリカの少年犯罪率、再犯率が非常に高いといわれていました。その現状を変えるために立ち上がった刑務官をドウェインが演じています。
実はドウェイン自身も学生時代にアメフト選手として活躍しており、多くの大学からスカウトを受けるほどの選手でした。作中でもその片鱗が感じられるプレーを見せてくれます。それを加味しても、ドウェインは熱血スポコンコーチ役が似合いすぎです。
6.ブラックアダム
DCユニバース作品『ブラックアダム』。ドウェインは、5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダムを演じています。なぜ現代によみがえったのか、彼は人類の敵なのか味方なのか。何も分からないままヒーローたちとブラックアダムのバトルが始まります。
DCユニバースの中でも絶対的なアンチヒーローとして位置づけされているブラックアダム。実は、ドウェインが子供の頃から思い入れの深いキャラクターだったのです。そして知り合いのプロデューサーと映画化の構想を深めて約10年をかけて映像化したのだそう。
作中ではCGを駆使したアクションが観られ、「これぞアメリカンヒーロー作品」というべき迫力です。
7.ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
オタクな男子高生がドウェイン・ジョンソンに変身!?
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は、呪いのゲームに囚われてしまった4人の高校生がキャラクターに変わってしまい、ゲームからの脱出を試みるコメディアクション作品です。その中でオタク気質なスペンサーが選んだのが筋骨隆々のブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)なのです。立派な肉体とおどおどとした内面のギャップを、コメディとして成立させられているのは、ドウェインの役者としての腕の高さがあるから。続編である『ジュマンジ/ネクスト・レベル』もあるのでそちらもお見逃しなく。
【番外編】ザ・タイタン・ゲームス
『ザ・タイタン・ゲームス』は、ドウェイン・ジョンソンが企画するスポーツリアリティショーです。筋肉自慢たちが参加して、7つの競技で“タイタン・チャンピオン”の座を奪い合います。
ドウェインがファンだという番組『アメリカン・ニンジャ・ウォーリアー』をベースにしており、その番組制作チームも本作に参加しています。競技内容は、壁に打ち込まれた金属の丸太を抜いたり、巨大な撞木のようなものを振り回して木製の大扉を壊したりと、どれも筋力が求められるものばかりなのもロック様らしい。
競技シーンだけではなく、参加者もクセがある方ばかりで、そのバックグラウンドにもフォーカスしていくので、ヒューマンドラマとしても楽しめる作品に仕上がっています。
まとめ
アクションスターであるドウェイン・ジョンソンの魅力を筆者の独断と偏見で紹介しました。演技はもちろん、アクションも、コメディもできる彼の作品はハズレがありません。今回紹介した作品以外にもさまざまな作品に出演しているので、気になる方は調べてみてください。
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