Netflix『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』 ぐでたま初のシリーズ作品はCG×実写!?

ぐでたま メインビジュアル

ショートアニメやYouTube、Twitterでの投稿で人気を集めているサンリオのキャラクター「ぐでたま」。だらっとしたかわいらしい見た目で、誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? そんなぐでたま初のシリーズ作品、Netflixシリーズ『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』が2022年12月13日より全世界で配信。CG×実写で描かれ、回転寿司店の冷蔵庫を飛び出した”ぐでたま”と”しゃきぴよ”がまだ見ぬ母を探しに旅するロードムービー調の作品です。

『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』のあらすじとキャスト、見どころを紹介します。

ぐでたまとは?

ぐでたま ぐでたまのアップ

ぐでたまは卵をモチーフとしたサンリオのキャラクター。ゆるい見た目に無気力な性格、本質を突くようなセリフが特徴的です。2013年に誕生しTwitterでストレスフルな現代人の気持ちを代弁するようなセリフで注目を集め、一躍人気キャラクターに。Twitterのフォロワーは2022年12月時点では103万人を超え、YouTubeチャンネルの登録者も29万人以上(2022年12月時点)。2022年度のサンリオキャラクター大賞では、総合15位、ドイツでは3位、オーストラリアでは2位、シンガポールでは3位と、国内のみならず海外でも人気を集めています。

『ぐでたま〜母をたずねてどんくらい〜』のあらすじ

ぐでたま ぐでたまとしゃきぴよ

冷蔵庫の有精卵からかえったひよこの”しゃきぴよ”と、割れた卵から出てきた”ぐでたま”。自分たちが入っていたダンボールに描かれたニワトリを見たしゃきぴよは、母親探しの旅に出ることを決意します。一方ぐでたまは「どうせ最後は食べられるだけ」と動く気配すらありません。ぐでたまを殻でできたカートに押し込み、母親探しの旅に連れ出すしゃきぴよと、なすがままのぐでたま。冷蔵庫から飛び出した2人(?)を待ち受けるのは、多種多様なたまごと大人たち。しゃきぴよの母親は見つかるのか? ぐでたまの行く末は? ミニマムで脱力系な冒険が幕を開ける。

【『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』予告編はこちら 】

『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』のキャスト

ぐでたま(武内駿輔)

ぐでたま ぐでたまのアップ2

無気力でどこか達観した雰囲気のあるたまご。母親探しに熱意を燃やすしゃきぴよを横目に、食べられるだけだと自分の人生は諦め気味。ぐでたまから作られた料理や鶏卵以外の卵も”ぐでたま化”しており、無気力な言動はそのままにそれぞれで性格が異なる。

ぐでたま役は声優の武内駿輔。17歳でアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』(2015年)プロデューサー役に抜擢され注目を集め、近年では歌手活動や特技のモノマネでバラエティ番組にも出演するなど、活躍の幅を広げています。低音ボイスが特徴的で大人な役の多い武内駿輔ですが、『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』では、ぐでたまのイメージにぴったりな声を披露。ぐでたまをはじめとした総勢24の卵キャラを、声を加工せずに全て地声で演じているのには驚愕の一言です。

しゃきぴよ(福島星蘭)

ぐでたま ぐでたまとしゃきぴよ2

有精卵からかえったひよこで、パンツのように穿いている卵の殻がチャームポイント。無気力なぐでたまとは違い、活発で少し暑苦しい性格の持ち主。同じ冷蔵庫でかえったぐでたまを連れ出し母親探しの旅に出ます。ぐでたまを卵の殻で作ったカートで運んだり、腐りはじめたぐでたまのために奮闘したりと世話焼きな一面も。

しゃきぴよを演じるのは子役として活躍中の福島星蘭。声優初挑戦ながらも、健気で前向きなしゃきぴよを見事に演じています。

井上D(中尾明慶)

ぐでたま 井上D

テレビ局のディレクター。未知の生物を特集する番組を制作するべく、”喋るたまご”としてぐでたまを追うが、井上にはぐでたまが普通の生卵にしか見えないようで……?

AD鈴木(モトーラ世理奈)

ぐでたま AD鈴木

ディレクターの井上の元で働く新人AD。働き詰めのAD職に嫌気が差している。井上と違い、ぐでたまが見えており「ぐでちゃん」と呼ぶ。

笹川総理(皆川猿時)

ぐでたま 笹川総理

政治家を志したころの熱意を見失い、支持率が歴代最下位まであと1%というところで偶然ぐでたまと出会う。

ぐれたま(霜降り明星・粗品)

ぐでたま ぐれたまとぐでたま

ぐでたまが腐ってしまった姿。無気力な部分は変わらず口が悪くなっている。旅をするしゃきぴよとぐでたまに因縁をつけ、醤油をせびるなど小悪党なイメージ。

たまご寿司(霜降り明星・せいや)

ぐでたまとしゃきぴよが誕生した回転寿司店に長年いるたまごの握り寿司。誰にも食べてもらえず、回転レーンに取り残されていることを嘆く。

『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』の見どころを4つ紹介!

実写でも損なわれないぐでたま本来の味わい

ぐでたま 醤油に浸るぐでたま

ファンにはおなじみの、ゆるくも鋭いぐでたま本来の味わいは、『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』でも健在です。ぐでたまらしいゆるくかわいらしいストーリーを展開しつつも、本質に気づかせるような「価値って誰が決めるんかね〜」や「大人の事情ってだいたい子供みたいな理由っしょ」など、ハッとするようなセリフも飛び出します。ぐでたま本来の自由で縛られない世界観を忠実に守った『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』は、ぐでたまファンもぐでたまワールドに初めて触れる方でも楽しめる作品です。

味わいはそのままに、ぐでたまならではのロードムービー

ぐでたま ぐでたまとしゃきぴよ、ハードボイルド

ぐでたま本来の味わいを保ちつつ、ぐでたまならではのストーリー展開も『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』の魅力です。脚本とシリーズ構成は『アイカツ!』シリーズや『妖怪ウォッチ』など、子供向けでありながらも大人も夢中になれる作品を数多く手掛けた脚本家・加藤陽一。
人生を諦めているぐでたまと、夢に向かうしゃきぴよ。対照的な2人は冒険の最中でさまざまな人間とたまごに出会います。出会いを通して2人は少しづつ成長し、周囲もまた2人との交流を経て変わっていきます。子供が楽しめる要素はもちろん、大人も楽しみながら考えさせられる要素もしっかりと描かれています。

ぐでたま役・武内駿輔がすごい!

ぐでたまのイメージを壊さない武内駿輔の声の演技にもご注目。YouTube公式チャンネルのアニメや配信と同じく、ぐでたまの小動物のような声は『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』でも変わりません。YouTube公式チャンネルではボイスチェンジャーを通したような音声ですが、武内駿輔は全て地声で演じているというから驚きです。

かわいさあふれるCGで描かれるミニマムな冒険

ぐでたま 捕まるぐでたまとしゃきぴよ

『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』では、ぐでたまのかわいさを表現しているCGも見逃せません。監督を務めるのは、『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(2019)や『ルドルフとイッパイアッテナ』(2016)などCGアニメーション監督で知られる榊原幹典。しゃきぴよのふわふわな質感から、ぐでたまのウェットなたまご感など、予告編からもCGのクオリティの高さが伝わるはず。人間よりも小さな”ぐでたま”と”しゃきぴよ”の”ミニマムな世界も、実写とCGを織り交ぜつつ描かれます。出てくる小物も実写なのかCGなのか見分けがつかないことも。実写の世界や俳優たちと並んでも違和感が少なく、見ている自分たちが本当に小さくなったかのような没入感も味わえるでしょう。もちろん、ぐでたま自慢の”プリケツ”もしっかりと描かれています。

まとめ

『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』は、子供向け作品ながら大人にも刺さる視点に満ちた作品です。1話10分前後の全10話で一気見しやすいボリュームなのも嬉しいポイント。ミニマムな世界で繰り広げられる、脱力系な大冒険の結末をぜひ見届けてください。

【Netflixシリーズ『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』独占配信中!】

今回の記事は「eo光チャンネル」で放送中の番組『Netflix Freaks』の連動企画。こちらの動画も合わせてご覧ください!


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