Netflixシリーズ『セナ』。伝説的F1ドライバー、アイルトン・セナの生涯に迫る

伝説的なF1ドライバー、アイルトン・セナの生涯をドラマ化したNetflixシリーズ『セナ』。彼の輝かしいキャリアや内面の葛藤などを、家族の協力の元、リアリティを追及して描いた作品です。
本記事では、Netflixシリーズ『セナ』のあらすじやキャスト、見どころを紹介します。

※本記事はNetflixシリーズ『セナ』の一部ネタバレを含みます。

Netflixシリーズ『セナ』あらすじ

Netflixシリーズ『セナ』あらすじ

1960年、ブラジルのサンパウロで生まれたアイルトン・セナ。幼少期から車への興味を示し、成長してからはモータースポーツへ挑戦すると、持ち前の運動神経の高さからすぐに頭角を現す。そしてイングランドへわたり「フォーミュラ・フォード1600」へ自身を売り込み見事契約を勝ち取ると、F1ドライバーへのキャリアが始まっていく。その後、3度にわたりF1チャンピオンに輝きながらも、イタリアのイモラで行われたサンマリノグランプリで悲劇的な事故に合い生涯を閉じる。本作はその長い道のりを描く。

Netflixシリーズ『セナ』の登場人物とキャスト

アイルトン・ダ・シルバ /アイルトン・セナ(ガブリエウ・レオーニ)

アイルトン・ダ・シルバ /アイルトン・セナ(ガブリエウ・レオーニ)

幼少期からモータースポーツに興味を示していたセナ。非凡なテクニックで瞬く間にモータースポーツ界を席巻していきます。しかしあまりにも野心家であり自信家であったがために、周りと衝突することもしばしば。いったい何が彼をここまでF1に執着させたのか。

演じるのは、ブラジル出身の期待の新人ガブリエウ・レオーニ。ブラジルの英雄ともいえるアイルトン・セナを演じることにプレッシャーを感じそうですが、『セナ』の微妙な感情の変化を見事に演じきっています。

アラン・プロスト(マット・メラ)

アラン・プロスト(マット・メラ)

アイルトン・セナの最大のライバルであり、マクラーレン時代の僚友。チームメートであってもライバル関係は続き、1988年シーズンでは2人で全16戦中15勝を挙げるほどに。野心家であるセカンドドライバー、セナとは衝突を繰り返し、1992年には一時的にドライバーとして休養をとることになる。

リリアン・デ・バスコンセロス(アリス・ウェグマン)

リリアン・デ・バスコンセロス(アリス・ウェグマン)

セナの妻。フォーミュラカーレースに参戦するため、セナとともにイギリスへと渡り、翌年には帰郷。しかしセナはF1への夢をあきらめきれず、同意のもと離婚。

ビビアーニ・セナ(カミラ・マルディラ)

ビビアーニ・セナ(カミラ・マルディラ)

セナの姉。オフシーズンには、ビビアーニの子供たちと一緒に過ごすことで、セナのメンタル回復に役立っていた。

ロン・デニス(スティーブ・マッキントッシュ)

ロン・デニス(スティーブ・マッキントッシュ)

マクラーレンの代表として、期待の新星であるアイルトン・セナの獲得に注力していた。

Netflixシリーズ『セナ』の魅力

本物の実家で撮影。家族の協力で追及するリアリティ

本物の実家で撮影。家族の協力で追及するリアリティ

Netflixシリーズ『セナ』に描かれるのは、アイルトン・セナのF1キャリアだけではなく、家族やチームメンバーとの関係や、セナの感情や考えといった内面。カート時代から連勝を重ねて、フォーミュラ・フォード1600、F3そしてF1へと着実に順調にドライバーとしてのキャリアを重ねていたセナですが、全てが順調というわけではなかったのです。

ジュニア・フォーミュラ時代、妻であるリリアンと一緒にイギリスへ渡り、初年度でチャンピオンに輝きますが、家族からのプレッシャーもあり、ドライバーを引退して家業を手伝うためにブラジルへ帰国することになります。念願であるF1まであと少し……しかし家族のことは大切にしたい。そんな複雑な心境をセナ役のガブリエウ・レオーニは見事演じました。

また本作の撮影では、セナの本物の実家を使用。

また本作の撮影では、セナの本物の実家を使用。制作にあたってセナの姉ビビアーニ・セナは「これまで世間に知られていなかったセナの物語を語ることができて、とても嬉しく思います。我々セナの親族が関わることで特別な作品が生まれることを願います」とコメント。家族の全面協力の元で制作が行われて、輝かしいキャリアの裏で何が起こっていたのか、その人間ドラマも見どころの一つといえるでしょう。

疾走感のあるレースシーンに興奮が止まらない

疾走感のあるレースシーンに興奮が止まらない

モータースポーツがテーマの『セナ』は、そのレースシーンが圧巻。セナの視点からみるコースや観客たちは、刹那のうちにどんどんと変わっていきます。さらにライバル、アラン・プロストとの一進一退の攻防は、ハラハラの連続。首位を走るプロストのカーミラーに、セナのマシンが映ると「何かやってくれるのでは」と、観ているこちらに期待を抱かせてくれます。
そしてアイルトン・セナの名を轟かせた1984年、第6戦のモナコGPの走り。土砂降りで路面状況が最悪。最高難度とも呼ばれる雨のモナコにドライバーたちは苦戦し、多くのマシンが途中リタイアをせざるを得ない状況。そんな中で、当時の圧倒的強者であるアラン・プロストにあと一歩まで迫る圧巻の走りを見せるセナにF1ファンの皆が震えました。その感動のレースが完全に再現されている第2話は前半で一番の見どころといえるでしょう。

まとめ

1980年代、突如として現れたF1界の新星アイルトン・セナ。3度のF1チャンピオンに輝くも、悲劇的な死を迎えてしまった彼の栄光とその苦悩を描いたNetflixシリーズ『セナ』には、さまざまな魅力があります。疾走感のあるレースや家族への愛のドラマ、F1界に渦巻く複雑な人間ドラマ。どれをとってもそれだけで作品ができるくらい濃厚な作品に仕上がっています。F1ファンもそうでない人でも楽しめるので、ぜひご覧ください!

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