『アベンジャーズ』シリーズで知られるルッソ兄弟の最新作『エレクトリック・ステイト』が、3月14日からNetflixで独占配信開始! ミリー・ボビー・ブラウンやクリス・プラット、キー・ホイ・クアンら豪華キャストが勢揃いしたことでも話題になっています。シモン・ストーレンハーグのグラフィック・ノベル『エレクトリック・ステイト』(グラフィック社)が原作。レトロなデザインのロボットが目を引くNetflix映画『エレクトリック・ステイト』、笑いと感動、緻密に練られた完成度の高いストーリーが魅力です。
この記事では、3月14日からNetflixで独占配信が開始したNetflix映画『エレクトリック・ステイト』の世界観、あらすじ、キャスト、見どころを紹介します。
目次
Netflix映画『エレクトリック・ステイト』の世界観
『エレクトリック・ステイト』の世界では、1950年代に大量生産され人間のための労働力として社会を支えるようになったロボットたちが、その後意識を持ち始め自分の人生を求めて世界中で反乱を起こし、人類との戦争に発展していく様子が冒頭で描かれています。その後2年続いた戦いも、人間の意識をドローンへと接続する「ニューロキャスター」の登場により、人間が形勢を逆転し戦争は終結。以降、ロボットは人間から隔離され“制限区域(EX)”に追いやられています。
Netflix映画『エレクトリック・ステイト』のあらすじ
交通事故で家族を亡くし、里親から虐げられる毎日を送るミシェル。ある夜、弟が大好きだったアニメの主人公“コスモ”の姿をした黄色いロボットが自宅に忍び込みます。弟の写真と自らを交互に指差すロボット。半信半疑のミシェルですが、そのどこか弟に似た雰囲気をまとった黄色いロボットを通じて弟が生きていることを知ることに。
弟が囚われているのは、人類との戦争に敗北したロボットたちが隔離されている“制限区域(EX)”内ということが分かり、2人の旅は幕を開けました。手がかりを辿る2人は、“制限区域(EX)”内を行き来する男の元を目指します。
Netflix映画『エレクトリック・ステイト』の登場人物とキャスト
ミシェル・グリーン(ミリー・ボビー・ブラウン)
弟思いのクリスの姉。交通事故で家族を亡くし、天涯孤独の身。向こう見ずな性格で、危険を顧みない行動を取ることもしばしば。
ハリウッド級の豪華キャストに囲まれ、主人公・ミシェルを演じるのは、ミリー・ボビー・ブラウン! Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』やNetflix映画『エノーラ・ホームズの事件簿』など、Netflixオリジナル作品でも数多くの主演を務めます。勇敢ながら常に焦っているような姿からは、“一刻も早く弟を助ける”という焦燥感が伝わってきます。過去の主演作品と引けを取らない熱演を披露しています。
・関連記事:新時代スター ミリー・ボビー・ブラウンに世界の若者が憧れる理由
・関連記事:『ストレンジャー・シングス』とは?あらすじ・キャストと見どころ
【Netflix映画『エノーラ·ホームズの事件簿』】独占配信中!
【Netflixシリーズ『ストレンジャー·シングス 未知の世界 1~4』】独占配信中
クリストファー・グリーン(ウッディー・ノーマン)
クリスはミシェルの弟で、超難関といわれる試験にも飛び級でパスできるほどの頭脳を持つ天才。交通事故により死亡したはずですが……。ある日突然ミッシェルの前に現れた“コスモ”というかわいらしくもミステリアスなロボットはどこか弟のクリスを思わせる雰囲気を漂わせていて。
クリスを演じるのは、ホアキン・フェニックスとの共演作『カモン カモン』で存在感を発揮した若干16歳のウッディー・ノーマン。天才的な頭脳を持ちながら、姉の前では年相応な弟の顔を見せるなど、確かな演技力はNetflix映画『エレクトリック・ステイト』でも発揮しています。
キーツ(クリス・プラット)
“制限区域(EX)”に出入りしている闇の商人。銃や機械製品など、“制限区域(EX)”から盗んだ物を倉庫に蓄えて商売しています。建設ロボットのハーマンとは戦争中に出会い、行動を共にする仲に。荒っぽいところもありますが、優しい心の持ち主で、成り行きで出会ったミシェルの冒険を支えます。抜けたところもあるものの、決めるときはしっかり決める良き兄貴分です。
キーツ役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『ジュラシック・ワールド』シリーズでおなじみのクリス・プラットが演じます。いつも自然体で、やるときはやる。たまにクスリと笑えるセリフを軽妙に言いのけるキャラクターは、まさにハマり役! 影の主役といっても過言ではないキーツ役は、クリス・プラットでなければ成立しなかったでしょう。
ハーマン(演:アンソニー・マッキー)
キーツと行動を共にしている、丸いフォルムがかわいい建設ロボット。キーツとはお互いに軽口を叩きあう仲ですが、強固な信頼で結ばれています。意外と感情豊かな電光掲示板のような表情にも注目です。
クラーク・アマースト(キー・ホイ・クアン)
ミシェルたち一家の事故の際、弟の死をミシェルに告げた張本人。クリスにまつわる秘密を握っていると明らかになりますが……?
物語の鍵を握るドクター・アマーストを演じるのは、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で第95回アカデミー賞の助演男優賞を受賞した名俳優キー・ホイ・クアン! 少年時代には名作映画『グーニーズ』の“データ”として一躍有名になりました。世界的評価に裏打ちされた確かな演技で、ストーリーの核心に迫るパートとアマーストの葛藤する姿を丁寧に演じます。
ミスター・ピーナッツ(演:ウディ・ハレルソン)
シルクハットにモノクルが特徴的な紳士然としたロボット。ロボット人権連合の発起人で、迫害されている今もロボットたちを束ねています。
イーサン・スケイト(スタンリー・トゥッチ)
「ニューロキャスター」を発明し、人間とロボットの戦いを収束させたセンター・テクノロジー社の創業者。
マーシャル・ブラッドベリ長官(ジャンカルロ・エスポジート)
“ロボット狩り”の二つ名を持つ軍人。ロボットとの戦争では、英雄として持て囃されるほどの戦果を挙げました。戦争終結後も、「ロボット無効化部隊」としてロボットを狩る日々を送っています。
・関連記事:Netflix『ジェントルメン』貴族がギャングに!? ガイ・リッチー監督、洒脱なブラックコメディ
Netflix映画『エレクトリック・ステイト』笑いと驚き、感動が散りばめられた玉手箱のようなエンタメ作品
Netflix映画『エレクトリック・ステイト』の見どころを語るとすれば“笑いと驚き、感動が散りばめられた、見たいものを全部見せてくれるエンタメ作品”であるという点。
最初に目を引くのは、アニメや商品パッケージから飛び出してきたような、コミカルなロボットたち。1990年代に自立したロボットが闊歩するという、SF設定ながら、どこかリアリティを感じるロボットたちのデザインは見事というほかありません。散髪や郵便配達など、何かに特化しつつ不完全なロボットたちは愛嬌抜群です。
ビジュアル面のインパクトもさることながら、観客の心を離さないストーリーも素晴らしいのが『エレクトリック・ステイト』の魅力です。謎が謎を呼び、手がかりを一つ一つ手繰っていくストーリー展開は釘付けになること間違いなし! 大人でも思わず笑ってしまうようなコメディも随所に挟まれており、作品全体の雰囲気を明るくしてくれます。
「弟を取り戻す」というシンプルなストーリーに、笑いと驚き、感動するポイントが散りばめられた玉手箱のような作品がNetflix映画『エレクトリック・ステイト』。ファミリー層はもちろん、映画好きの方にもぜひおすすめしたい作品です。
Netflix『エレクトリック・ステイト』エンタメだけで終わらない名作の風格
笑いと感動を両立させたストーリーが魅力のNetflix映画『エレクトリック・ステイト』。作中に込められた問いかけは、ただのエンタメでは終わらない深みを作品に与えます。ミシェルとコスモ、キーツとハーマン。二組のバディの旅路にはさまざまなロボットたちが待ち受けます。人間のために作られた良き隣人であるロボットたち。血の通わない彼らの姿から、“人間らしさ”とは何かを考えてしまうかもしれません。
まとめ
Netflix映画『エレクトリック・ステイト』は映画好きにぜひおすすめしたい、完成度の極めて高い作品といえるでしょう。
過激な流血表現もないので、お子さんのいる世帯も安心して楽しめる作品です。ファミリー向け映画としても楽しめる一方、名作の風格を備えたNetflix映画『エレクトリック・ステイト』。作品中に漂うレトロフューチャーな世界観に、人によっては、かつて子どもの頃に見た大作映画を思い出すかもしれません。
Netflixが放つ笑いと感動のストーリー『エレクトリック・ステイト』は、ぜひNetflixでご覧ください。
【Netflix映画『エレクトリック・ステイト』独占配信中!】
Netflixを楽しむなら「eo光シンプルプラン 10ギガコース Netflixパック」がおすすめ!こちらはeoアプリ登録者限定で、eo光シンプルプラン 10ギガコースとNetflixのスタンダードプランのセットが最大6カ月間390円/月でご利用いただけるプランです。
eoの定額4Kテレビならお手軽に「SONY 4Kブラビア」をご利用いただけます。
リビングを映画館に!Netflixの4K対応作品を大迫力の4Kテレビで楽しもう
各種保証・保険がついてサポートも充実。高価な4Kテレビをお手軽に楽しみましょう!
※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。