全世界での発行部数が5億冊(2022年8月時点)を超える国民的少年漫画『ONE PIECE』がNetflix制作でついに実写化! 原作ファンからの評価も高く、2023年8月31日の配信直後からNetflixの週間グローバルTOP10で1位を獲得するなど、世界的に話題を集めています。
この記事ではNetflixシリーズ『ONE PIECE』のあらすじと登場人物、見どころを紹介します。
目次
Netflix『ONE PIECE』のあらすじ
伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーは死刑の間際に、「この世の全てを置いてきた」と言い残し、世界は大航海時代を迎えることとなる。麦わら帽子の青年・ルフィは、海賊王になるため仲間を探していた。ロジャーの遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を狙い、世界中の海賊が集まる”偉大なる航路”(グランドライン)を目指すルフィは、海図を探すために海軍基地に忍び込んだ。海軍基地で海軍相手に大立ち回りを見せた”海賊狩り”の剣士・ゾロと、同じく”偉大なる航路”の海図を求める泥棒のナミと出会ったルフィ。力を合わせ海軍基地から脱出した3人は、海図を頼りに冒険を始める。ルフィ率いる”麦わらの一味”は行く先々で個性豊かな仲間と出会い、時に衝突し、絆を深めていく。
Netflix『ONE PIECE』登場人物
モンキー・D・ルフィ(イニャキ・ゴドイ)
海賊王を目指す陽気な青年。異能を得る果実”悪魔の実”を食べたことで、身体がゴムのように伸び縮みするゴム人間になってしまった。単純明快で後先考えていない行動が多いものの、優しい心を持つ頼れる船長。天真爛漫さ全開の原作よりも人間らしさを備えており、原作とはまた違う魅力に溢れた主人公になっている。
『ONE PIECE』の主人公・ルフィ役に抜擢されたのは、メキシコ出身の俳優イニャキ・ゴドイ。過去には、Netflixドラマ『そしてサラは殺された』『インパーフェクト』にも出演。陽気なルフィを表現しつつ、ふとしたときに見せる表情や人懐っこい笑顔は、原作のルフィとはまた違う一面も感じさせます。
ロロノア・ゾロ(新田真剣佑)
”海賊狩り”の異名を持つ、寡黙で武人然とした態度の剣士。両手に持った2本の刀に、口にくわえた刀を合わせた三刀流で戦う。とある別離から世界一の剣豪になることを目指しており、ルフィとは目的が近いため合流した。
剣士ゾロを演じるのは、新田真剣佑。2021年4月に海外での活動を本格化させるために日本の所属事務所を退所。動向が注目されていましたが、Netflixシリーズ『ONE PIECE』で華々しい復活を遂げました。『ONE PIECE』公開後、真剣佑自身のInstagramのフォロワー数は140万人増と、ゾロ役がきっかけで世界からも注目を集めています。
ナミ(エミリー・ラッド)
海賊専門の泥棒。”偉大なる航路”への海図を探すルフィと海賊基地で出会い、行動を共にすることに。ルフィやゾロに隠れてどこかへ連絡を取る姿も見られるが……?
2018年から俳優活動を開始したエミリー・ラッド。Netflix映画『フィアー・ストリート』シリーズではシンディ役として出演しています。イニャキ・ゴドイ同様、今後の活躍から目が離せない俳優です。
ウソップ(ジェイコブ・ロメロ・ギブソン)
”麦わらの一味”のお調子者な狙撃手。故郷では幼いころから毎日のように「海賊が来た」と嘘をつき村人を困らせていた。故郷のシロップ村で起きた事件をきっかけに、ルフィたちの仲間に加わる。ルフィが作った味のある海賊旗をきれいに整えたり、船大工をしたりと手先の器用さを発揮する。
ウソップ役を射止めたのは、ドラマなどで活躍していたジェイコブ・ロメロ・ギブソン。スッキリと通った鼻筋とコミカルな表情から来る印象はウソップそのものです。
サンジ(タズ・スカイラー)
”麦わらの一味”4人目の仲間がコックのサンジ。”東の海”(イースト・ブルー)の人気海上レストラン「バラティエ」で副料理長を任されていた闘う料理人。「バラティエ」で”麦わらの一味”と出会い、ルフィに料理の腕を買われ勧誘されるも、料理長ゼフへの恩から一度は加入を断っていた。「バラティエ」での事件をきっかけに、自身の夢を追うため”麦わらの一味”に加わる。
シャンクス(ピーター・ガディオット)
”赤髪のシャンクス”の二つ名で知られる名うての海賊。幼い頃のルフィを助け、自身の麦わら帽子を預け再会を誓う。
ゼフ(クレイグ・フェアブラス)
サンジの働く水上レストラン「バラティエ」のオーナー兼料理長。”赫足のゼフ”の異名を持つ義足の男だが、ルフィたちの目指す”偉大なる航路”でも航海したことがある元凄腕の海賊。
バギー(ジェフ・ウォード)
ルフィと同じく悪魔の実を食べており、身体をバラバラにして自由自在に飛ばす”バラバラの実”の能力者。
アーロン(マッキンリー・ベルチャー三世)
圧倒的な力で人間を支配する魚人族の男。魚人の仲間と海賊団を組んでおり、ナミの故郷の村を含む20の町を恐怖で支配している。
モーガン(ラングレー・カークウッド)
ルフィたちが立ち寄る海軍基地の大佐。金属の顎と腕に身に着けた斧が特徴的で、所属する海軍基地で権力を振りかざす。
ガープ(ヴィンセント・リーガン)
海軍の中将を務める壮年の男性。海賊王ゴール・D・ロジャーを捕まえるなど、確かな実力の持ち主。ルフィの祖父であり、ルフィを海軍に育て上げようとしたが……。
コビー(モーガン・デイヴィス)
女海賊アルビダの船に捕えられた気弱な青年。ルフィに窮地を救われ、自身の夢であった海兵隊への入隊を果たす。
ヘルメッポ(エイダン・スコット)
モーガンの息子。父親の権威を笠に着て、海軍基地で好き放題振る舞う。
実写でもしっかり”麦わらの一味”。主役から脇役まで完璧な出演陣
Netflixシリーズ『ONE PIECE』の魅力は、原作の再現に留まらない魅力的なキャラクターと、それを支える出演者の確かな演技です。ただ見た目が近いというのではなく、演技を通して原作では見えなかったキャラクター像に迫る演技は必見。ぐるぐる眉毛がなくても、長い鼻じゃなくても、しっかりと”麦わらの一味”だと感じる演技には脱帽です。セリフや動きのあるシーンだけではなく、ふとした瞬間に見せる表情ややり取りからも”麦わらの一味”としての絆を感じられるでしょう。
Netflixシリーズ『ONE PIECE』では、吹替版にもご注目。アニメ『ONE PIECE』のキャストが勢ぞろいする豪華吹替陣ですが、アニメファンであれば各キャラクターの声に変化を感じる方もいるのではないでしょうか? 吹替版を見ていて驚くのは、実写版の演者に合わせたレジェンド声優たちの声の芝居。アニメと同じ声優が演じているはずなのに声が浮いてしまうこともなく、実写版キャラクターとしてのイメージを保っているから驚きです。
原作への多大なリスペクトが見える実写化作品
Netflixシリーズ『ONE PIECE』一番の見どころは、何といっても原作へのリスペクトと理解が溢れている点。衣装や小道具、セットに至るまで原作を完全に再現しようという情熱が感じられます。ドラマの尺に合わせながらも違和感なく受け入れられるストーリー展開は原作ファンも納得の仕上がり。ロジャーの処刑にシャンクスやミホークが立ち会っていたり、”覇気”(原作中盤から登場する能力)を使う描写があったりと、原作ファンならニヤリとしてしまうシーンも楽しめます。今回の実写化に際し「妥協はなかった」という原作者・尾田栄一郎の言葉にも納得できるでしょう。今までの『ONE PIECE』らしさを感じつつも、原作にない新しい角度での『ONE PIECE』を楽しめること間違いなしです。
まとめ
8月31日の配信開始から15日。9月15日に原作者・尾田栄一郎出演の動画が公開。早くもシーズン2の制作が決定しました。
未登場の”麦わらの一味”との出会いはどのように描かれるのか、今後待ち受ける名シーンはどうなるのか。今後の発表からも目が離せません。Netflixシリーズ『ONE PIECE』は原作ファンのみならず、まだONE PIECEに触れたことがないという方にもぜひおすすめしたい作品です。
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