映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』“鬼”の少女&青年のファンタジー・ロードムービー

Netflix映画『雨を告げる漂流団地』に続き、スタジオコロリドの最新長編アニメ映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』が、5月24日より劇場公開と同時にNetflixで独占配信開始! “鬼”の少女・ツムギと「人に嫌われたくない」気持ちの強い青年・柊の成長を描いた和風ファンタジー・ロードムービーです。

この記事では、映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』のあらすじと登場人物、見どころを紹介します。

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『好きでも嫌いなあまのじゃく』のあらすじ

『好きでも嫌いなあまのじゃく』イメージ

頼み事を断れない性格の青年・柊は、ある日バスで運賃が見つからず困っている少女・ツムギに出会います。なぜ助けたかと聞かれ「困ってそうだったから」と告げる柊に何かを見出したツムギは、柊の家についていくことに。柊の一家と食事を終えた夜、柊は突然龍のような怪物に襲われてしまいます。窓から飛び出した二人。必死に逃げるツムギの額には鬼の角が……! 幼い頃に失踪した母親を探しているというツムギ。柊は人間社会に疎いツムギを、目的地である日枝神社まで連れて行くと決意します。
出会うはずの無かった2人の出会いは、柊自身やツムギの故郷・鬼の住む「隠の里(なばりのさと)」を巻き込む事態に発展することに……。

『好きでも嫌いなあまのじゃく』の登場人物・キャスト

『好きでも嫌いなあまのじゃく』の登場人物とキャストを紹介します。

八ツ瀬 柊(演:小野賢章)

八ツ瀬 柊(演:小野賢章)

「人に嫌われたくない」思いが強く、クラスメイトの彼氏役や体育館掃除などを軽率に引き受けてしまうことが多い。何かと威圧的に干渉してくる父親との仲はあまり良好ではない様子。「本当の気持ちを隠す」と出てくる“子鬼”が自身の体から出てきたことで、ツムギの角が見えるようになる。
頼りない印象のある青年だが、ツムギのために迷い込んだ旅館での宿泊を頼み込んだり、怪物と対峙したりと、やるときはやる性格の持ち主。

主人公・柊を演じるのは俳優や歌手としても活躍する声優の小野賢章。映画『ハリー・ポッター』シリーズの主人公・ハリー役、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のジョルノ・ジョバーナ、アニメ『黒子のバスケ』の黒子テツヤなど、主役級での出演を多数こなしている声優です。
Netflix作品では、『範馬刃牙』や『地球外少年少女』にも出演しています。

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ツムギ(演:富田美憂)

ツムギ(演:富田美憂)

鬼が暮らす村「隠の里(なばりのさと)」から来た鬼の少女。3歳の頃に失踪した母を探しに人里へ降りてきた。母親の残した「安産祈願」のお守りを頼りに、とある神社を目指している。
活発で身体能力が高く、ちょっぴり強気な性格の持ち主。引っ込み思案な柊をグイグイと引っ張っていく。

ツムギを演じるのは富田美憂。アニメ『メイド・イン・アビス』の不屈の主人公・リコ役では新人でありながら真に迫る演技を披露し、ファンを驚かせました。

八ツ瀬 幹雄(演:田中美央)

柊の父親。
何かと威圧的に柊へ干渉するが、息子のことが心配でたまらない不器用な性格の持ち主。柊が家出した際は、車を走らせほうぼうを探しまわる。

八ツ瀬みくり(演:ゆきのさつき)

柊の母親。
突然訪問したツムギを優しくもてなすなど、器量の広い人物。

八ツ瀬 楓(演:神戸光歩)

柊の妹。

いずる(演:三上哲)

ツムギの父親。
「隠の里」から飛び出したツムギを心配し、里の掟に背いて追いかけてきた。しおんの失踪について何か知っているようだが……?

しおん(演:日高のり子)

ツムギの母親。
ツムギが3歳のころ突如姿を消してしまった。

高橋 竜二(演:浅沼晋太郎)

米沢市内の公園でのフリーマーケットに行く途中にヒッチハイクしている柊とツムギを見かけ、車に乗せてくれた青年。
古着屋を開業するべく、全国のフリーマーケットを回っている。

高橋 澪(演:山根綺)

竜二とともに行動している女性。

山下 志麻子(演:塩田朋子)

突然転がり込んだ柊とツムギを受け入れるなど、器の広い旅館の女将さん。ときに厳しくときに優しく2人に接する。

山下 直也(演:斎藤志郎)

「働き過ぎもよくないよ!」と、キビキビしている志麻子とは対照的に労働意欲はない様子。
親元を離れて旅する柊を優しく気に掛ける。

谷本 耀一(演:佐々木省三)

柊とツムギが立ち寄ったカフェの店主。他界した妻と世界中を旅していたそう。

御前(演:京田尚子)

「隠の里」の長。
「雪の神」の襲撃に遭っている里を束ねている。

『好きでも嫌いなあまのじゃく』は「本当の気持ち」を探す和風ファンタジー・ロードムービー

『好きでも嫌いなあまのじゃく』イメージ

実の父親にも言いたいことが言えない柊と、失踪した母親を探すツムギ。住んでいる場所も境遇も違う2人に共通しているのは「家族」の悩み。『好きでも嫌いなあまのじゃく』で描かれるのは、2人の旅は眼前にある悩みを晴らすだけではなく、出会う人達によって成長へつながる旅。
最初はツムギの旅についていくだけの柊でしたが、閉ざされた「隠の里」から出たツムギは世界の広さを知り、次第に自身の「本当の気持ち」を探すようになります。
道中で出会う大人たちは、柊とツムギにさまざまなヒントを与え、旅を通して出会う人達とのつながりの中で、2人は自分の外に広がる世界を体感することで成長するのです。

『好きでも嫌いなあまのじゃく』は正反対な2人の関係性にも注目!

『好きでも嫌いなあまのじゃく』イメージ

『好きでも嫌いなあまのじゃく』では、主人公2人の関係性にもご注目。偶然の出会いから始まる2人の旅路には、さまざまな出来事が待ち伏せます。ただでさえ遠い道のりに、謎の怪物「雪の神」の襲撃にも合う2人の旅は一筋縄ではいきません。思ったことをズバズバと口にするツムギと、「人に嫌われたくない」という気持ちの強い柊ですが、途中で感情をぶつけ合う場面も……。紆余曲折の旅を通じて芽生える2人の関係性の行方には目が離せません。

まとめ

現実に近い設定でありながら、「鬼」や「雪の神」などファンタジーの要素も違和感無く組み込まれたストーリー展開が見事な『好きでも嫌いなあまのじゃく』。テンポ良く緩急のついた展開は、子どもから大人まで楽しめる映画になっています。
全ての旅を終えた2人を迎える結末を見れば、きっと爽やかな気持ちになること間違いなし!  2人の旅路の結末はぜひ本編でご覧ください。

また今回の記事は「eo光チャンネル」で放送中の番組『Netflix Freaks』の連動企画。こちらの動画も合わせてご覧ください!

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