ハロウィンの夜におすすめのホラー映画&ドラマ10選

ハロウィンの夜におすすめのホラー映画&ドラマ10選

秋の一大イベントであるハロウィン。仮装して街に繰り出すのも楽しいけれど、自宅でパーティをするのもいいですよね。
本記事ではハロウィンには欠かせないホラー作品を10作紹介します。自宅ハロウィンのお供にいかがでしょうか。

1.『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』(Netflix)

『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』(Netflix)
▲Netflix映画『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』独占配信中

1974年からの『レザーフェイス 悪魔のいけにえ』シリーズ最新作として、2022年にNetflixシリーズとして公開された『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』。1作目の約50年後の世界を舞台に、殺人鬼“レザーフェイス”が帰ってきます。

とあるゴーストタウンの再生を夢見る若者たち。しかしそこは、50年前に連続殺人を起こしたレザーフェイスが潜んでいた。何も知らない若者たちは、その隠れ家に足を踏み入れてしまい、殺人鬼が再び表舞台に登場してしまう。再び起こる惨劇に悩まされる住民の中には、50年前の事件で唯一の生存者であるサリー・ハーデスティもいた……。

これまでの続編をすっとばして1作目の続編という位置づけで制作されています。1作目で使われていたチェーンソーが今回も使われていたり、サリーが再登場してくれたのはシリーズファンには嬉しいポイント。過去作ではあまり描かれてこなかったスプラッタなシーンが、本作では描かれているため、レザーフェイスの残忍さがより強まった作品になっています。

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2.『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)

2016年にNetflixオリジナル作品として公開されるやいなや話題をさらい、エミー賞やゴールデングローブ賞、グラミー賞など数々の賞にノミネートされた世界的ヒットシリーズ。

アメリカの田舎町ホーキンス。仲良しのマイク、ルーカス、ダスティンは突如行方をくらませた友だちのウィルを探すうちに、超能力を持つ少女「イレブン(エル)」に出会う。イレブンがどこから来たのか、そしてウィルがどこにいったのか、それを探るなかで警察署長のホッパーやウィルの母や兄と行動をともにする。徐々に明らかになる「裏側の世界」の存在に、ホーキンス中が大混乱に陥る。

本作の魅力の一つは子供たちの成長でしょう。それぞれのキャラクターがしっかりと立っており、超常現象や強大な陰謀に立ち向かう姿には感動させられます。さらにシーズンを重ねるごとに俳優たちの身長が伸び、少し大人らしい顔つきになっていく姿は、わが子の成長を見ているかのよう。ストーリー上での成長も楽しめるし、俳優としての成長も楽しめるのは、リアルタイムで見ている今だけです!

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3.『エスター』

「最も恐ろしいのは、幽霊でも化け物でもない、人間なのだ」と思わせてくる、猟奇的な少女の物語。

3人目の子供を死産で失い、悲しみに暮れるコールマン夫妻は、養子を迎えようと児童養護施設を訪問する。そこで出会った9歳の少女エスターを引き取った2人。少し変わってはいるが落ち着いた性格のエスターは、難聴を患う義妹のために手話を覚えるなど、優しい一面を見せていた。しかし義兄のダニエルが傷つけてしまった鳩を石で叩き潰したり、弾けないといっていたピアノを完璧に演奏したりするエスターにコールマン夫妻は徐々に不信感を募らせていく。

幼くかわいい少女が徐々に正体を表していくさまは恐ろしいの一言。ビックリ系やスプラッタ系のホラーとは異なる、じわじわとした怖さは、どこか現実味があり、より恐怖をあおる作品です。またエスターを演じたイザベル・ファーマンの圧倒的な演技力には目を見張るものがあります。

4.『IT “それ”が見えたら、終わり。』

スティーヴン・キングの傑作ホラー作品『IT』が原作の、2017年に公開された名作。子供にしか見えない不気味なピエロ、ペニーワイズは、社会現象にもなるほどインパクトを残しました。

静かな田舎町で突如起こった児童失踪事件。内気な少年ビルの弟もある大雨の日、おびただしい血痕を残して消息を絶ってしまう。悲しみに暮れるビルの前に、それ(ペニーワイズ)が突如現れる。しかも自分の部屋、地下室、学校、町の中、どこにでも、何度でもそれが姿を見せてくる。以来、得体のしれない恐怖を抱えることになったビルは、同じ恐怖を共有する仲間とともに、それの正体を探ろうと奔走する。

圧倒的ビジュアルのペニーワイズの恐怖との戦いが進むうちに、最初は衝突していた少年たちの中に友情が芽生えます。そんな成長ドラマが、ホラー映画のはずなのになぜかスタンド・バイ・ミーのような青春映画を見ているような感覚に陥ってきます。

5.『ザ・ミスト』(Netflix)

『ザ・ミスト』(Netflix)
▲Netflixシリーズ『ザ・ミスト』独占配信中

スティーブン・キングの『霧』を原作としたNetflixシリーズ『ザ・ミスト』。本作以前にフランク・ダラボンが監督を務めて映画化もされており、根強いファンが多い作品です。

のどかな田舎町に突如現れた白い霧。霧に紛れているのは、正体不明な化物だった。ショッピングモールに閉じ込められてしまったイブとアレックスの親子は、さまざまな事件に遭遇。モール内ではいくつかのグループが形成され、それぞれが対立して危険な状況に。
一方、イブの夫であるケビンは警察署で出会った軍人のブライアンたちとともにショッピングモールへ向かう。

山から突如降りてくるミスト。その中に入ると幻聴が聞こえたり、恐ろしい気配を感じたり、謎の恐慌状態に陥ります。これがなぜ発生したのか、霧に潜んでいるのは何者なのか、それがまったく分からないのは、登場人物も我々も同じ。しかも建物の中だから安全というわけではなく、極限状態に陥った人間同士の衝突も危険な状態。ずっとハラハラドキドキを感じて、一気見してしまう作品に仕上がっています。

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6.ゴーストバスターズ

1984年公開された『ゴーストバスターズ』は、コメディとホラーの要素を組み合わせた伝説の作品。2021年には後継作品も公開され、話題をさらいました。

ニューヨーク市では、心霊現象やゴーストの目撃情報が多発。そこでコロンビア大学で超常現象を解明する研究をしていたピーター・ヴェンクマン博士とレイモンド・スタンツ博士、イゴン・スペンクラー博士と、給料目当てで参加したウィンストン・ゼドモアの4人はゴースト退治へと繰り出すことに。なぜゴーストが目撃されるようになったのか、おちゃめなゴーストたちとの追いかけっこが始まる。

『ゴーストバスターズ』の魅力といえば、アメリカンなコメディ要素でしょう。ピーター博士の皮肉の利いたユーモアや、レイ博士のポジティブさなど、ところどころに散りばめられた笑いの種に、老若男女問わず笑ってしまいます。

7.『スクリーム』

1996年から始まったサスペンスホラー映画『スクリーム』シリーズの最新作。ウェス・クレイブン監督の後を継いで、マット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットがメガホンをとり、復活を果たしました。

ウッズボローの街に住む少女、タラの元に謎の電話がかかってくる。恐怖を抱き、玄関を飛び出したタラを待ち受けていたのは、ゴーストフェイスの仮面を被った謎の人物だった。約25年前にもこの街で起こった若者が狙われる事件。当時の生存者であるデューイとシドニー、ゲイルが再び、ゴーストフェイスと立ち向かう。

新しいキャストが続々と出演する中、過去作にも出演するレジェンドたちも登場して、現在と過去を絡ませる展開にはどこか熱いものがあります。最後のクレジットに「本作はWes Crevenに捧げる。」と書いてあり、シリーズ1〜4作目までを監督したウェス・クレイヴンに対する敬意が見えて、ファンにとってはたまらない作品に仕上がっていると思います。

8.『今、私たちの学校は…』(Netflix)

『今、私たちの学校は…』(Netflix)

2022年にNetflixで世界同時配信されると、初登場で世界1位を獲得した『今、私たちの学校は…』。新シーズンの制作も発表されており、今後が期待できる作品です。

韓国の地方都市にあるヒョサン高校で、突如謎のゾンビウイルスが広まっていく。チョンサンは幼馴染のオンジョや同級生とともに、安全な場所へ避難しようと教室を渡り歩く。警察に通報するが、信じてもらえず、先生を含めて大人が信用できない状況に。音に反応するゾンビをおびき寄せるため校内放送を活用して、音楽室へと移動する生徒たち。しかし絶望的な状況は変わらない……。

生徒役を演じていた俳優陣の演技力の高さに驚きました。特にヴィランとして登場するグィナム役のユ・インスの演技。不良グループに所属し、サイコパス的な存在で、感染するも自我を持つ、など細かな設定やキャラ付けがあるのに、観ているだけで彼が今何を思っているのか、しっかりと伝わってくる。ヴィランではありますがファンの多いキャラクターになるのも納得の演技力です。

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9.『呪詛』(Netflix)

『呪詛』(Netflix)

台湾ホラー映画『呪詛』は2022年にNetflixで公開されると、あまりの怖さから口コミで広がり、数日にわたって日本1位を獲得した作品。

シングルマザーのリー・ルオナンは、長らく精神的な問題を抱えており、幼い一人娘を里親に出していた。親権を取り戻し、質素なアパートで生活をスタートするルオナンだったが、奇妙な現象に頻繁に襲われるように。実は彼女、6年前にとある山奥の宗教施設で禁忌を破っていた。その呪いが娘にも襲いかかり、わが子を守ろうとルオナンは宗教施設に舞い戻る。

母が子を守るときの強さを実感する作品です。どんな困難があろうと、突き進む母の姿に感動を覚えます。また本作の根底となる「宗教」の恐ろしさは、現実でも感じることがあるだけに身近に感じて、より映画の世界観に入り込んで鑑賞できます。特に山奥にある宗教施設の雰囲気は「本当にそこにあるのでは?」というほどのリアル感。観終わった後に、絶対に人に勧めたくなる作品です。

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10.『呪怨 呪いの家』(Netflix)

『呪怨 呪いの家』(Netflix)
▲Netflixシリーズ『呪怨 呪いの家』独占配信

2020年7月から配信された『呪怨 呪いの家』は全6話のNetflixシリーズドラマ。何度も映像化されてきた『呪怨』シリーズを、三宅唱監督のもとNetflixがドラマ化しました。

舞台は1988年の日本。心霊研究家の小田島は、オカルト番組で共演した新人タレントのはるかが経験した、とある一軒家が関わる怪現象に興味を惹かれていた。同じころ、女子高生の聖美は同級生に誘われて猫のいる空き家へ探検に向かい、おぞましい体験をする。
6年の月日が経過してもなお小田島とはるかは怪奇現象を追っていた。そしてようやく突き止めた一軒家には住民がいた……。

本作のプロデューサーを担当した一瀬隆重や、脚本家の高橋洋は『リング』『呪怨』など90年代ジャパニーズホラーの立役者。『呪怨 呪いの家』はそのノウハウ蓄積が最大限に生かされているといっていいでしょう。
「何かが来る」。その緊張感・怖さの演出が圧倒的にうまい。視聴者を裏切るような展開もはさむことで、新しい『呪怨』を作り上げています。

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まとめ

ハロウィン気分を上げるホラー作品を紹介しました。幽霊系や超常現象系、ゾンビものなどさまざまですが、そのほとんどが身の毛もよだつタイトルばかり。気になった映画があれば、ぜひチェックして、ハロウィンの仮装の参考にしてみてください。


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