千鳥がMC・キャストとして出演するNetflixシリーズ『トークサバイバー！〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』。待望のシーズン2が2023年10月10日より配信スタートしました。2022年3月8日に公開されたシーズン1は、その豪華すぎるゲストと「お笑い×ドラマ」という新感覚のバラエティ番組に、日本中を笑いの渦に巻き込みました。
シーズン2では、舞台を病院に映し、新たなゲスト芸人を迎えてトークをクロス。果たして、今回は誰が「トークサバイバー」の称号を得ることができたのか。
この記事では『トークサバイバー！〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』シーズン2のあらすじや見どころ、キャストを紹介します。
※本記事は一部『トークサバイバー！〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』シーズン1、2のネタバレを含みます。
Netflix『トークサバイバー！』はどんなドラマ？
『トークサバイバー！』は数々のバラエティ番組を手がけてきた佐久間宣行プロデューサーが演出を務めるバラエティ番組です。
千鳥の大悟が主演を務めるシリアスなドラマを軸に物語が進行。その途中で、突然芸人たちがお題に沿ったエピソードトークを始めます。1話につき約3つのお題が出され、全てのお題が終わったあと、トークが面白くないと判断されると、その芸人は脱落。ドラマの中で死亡したり、事件の犯人として連行されたりと、強引に排除されます。
トークパートでは、どの芸人も台本はなく、お題に沿ったエピソードを即興で話さなければなりません。「面白くなければ脱落」。そのプライドを賭けた戦いに、危機迫った芸人の表情が見えるのも、本作の見どころの一つといえるでしょう。
シーズン1では、前章を学校、後章では警察を舞台に、総勢24名の芸人たちが面白さを競いました。学校編では、芸人以外にも元AKB48所属の峯岸みなみが出演し、アイドル時代の失態やトラウマを笑いに変え、世間の評価を上げていました。
またドラマパートでは、芸人たちの大根ぶりが話題となり、ドラマパートで出演する豪華な俳優陣とのギャップにも笑いが巻き起こることに。特に我々と同じようにリアルタイムでドラマを観ている千鳥のノブの辛辣なコメントに、「クスッ」としてしまうことも。
『トークサバイバー！』シーズン2の見どころ
ドラマパートのあらすじ
物語はNF製薬の爆発事故から始まります。巻き込まれた被害者が救急車で運ばれたのは、TS医科大学付属病院。真面目な医者である結城（城田優）と不真面目な医者の大吾（大悟）は対立しつつも、救急に対処しようと尽力する。しかし運び込まれてきた病人の手には、不吉なマークの入った試験管が握られていた。NF製薬が開発していた薬は何なのか？ 世界規模の大事件に巻き込まれていく……。
新たな挑戦者（芸人）の登場
やはり何といっても本作の主役は芸人たち。シーズン1からの続投は、インパルスの板倉俊之やヒコロヒー。そして新たに仲間入りした、笑い飯の西田幸治やアルコ＆ピースの平子祐希、シソンヌのじろうといった、誰もが力のある芸人ばかり。
さまざまなトークテーマのどれもが「傷ついたこと」や「情けないこと」が主題で、「これだけ活躍している著名人でもこんなこと起こるんだ」とちょっと自分の中で勇気づけられたりします。
特に病院編、最初のお題で森三中の黒沢かずこが話す「母親の葬儀の話」は、笑いというよりも若干引いてしまうような内容だったのも印象的です。
そのほかにもアウトロー編から出演する芸人も実力派ばかり。普段はトークをしないような芸人まで登場するので、最後までワクワクが止まりません。
全てを笑いに変える千鳥･ノブの合いの手
『トークサバイバー！』の面白さを支えているのが、千鳥・ノブの気の利いたツッコミ。笑い飯･西田の大根演技を見て「ヘタすぎるっ！」や、ドラマパートで出演する城田優を見て「断ってもええっ」とツッコミを入れる千鳥･ノブの存在が光ります。
千鳥･ノブも我々視聴者と同じく、初見でリアクションしているので、思っていたことをズバズバと言ってくれる様がスカッとした気分になります。
さらにトークパートが終わってドラマパートに入ると少しトーンダウン。「ドラマパートが気になるっ！」と、率直なコメントが視聴者を煽る形となって、「確かに気になる！」と一気見したくなっていくのです。
見逃せないドラマパートの行方
シナリオの完成度の高さはピカイチ。シーズン1でもストーリーが話題となっていましたが、シーズン2ではさらにクオリティを上げており、“お笑い”抜きにしても楽しめるほど。
俳優陣も、城田優や大友花恋、本郷奏多といった実力派俳優をメインに起用しており、エキストラや設備にも力が入っていました。実際にX（元Twitter）でもシナリオに反応する視聴者が多く、さらなる反響を呼んでいます。
これに呼応するかのように芸人のエピソードトークも白熱していき、相乗効果が生まれているようです。
『トークサバイバー！』シーズン2の出演者
千鳥（メインMC）
前作に引き続き主演を務める大悟。病院編では専門用語が飛び交うドラマパートをしっかりと演じあげていました。しかしそのプレッシャーも大きいせいか、ストーリー後半に進むにつれて、目に見えて疲弊してトークのキレも……。
相方のノブも前回に引き続き、映像を観ながらツッコミを入れていきます。MCでありながら何も知らないノブ。シーズン1ではラストに待ち受ける仕掛けに関わっていましたが、果たしてシーズン2では、どんな立ち回りを見せてくれるのか！？
佐藤栞里（立会人）
シーズン1に続き、前章である病院編の立会人を務めたゲスト。ノブのツッコミが目立ってはいますが、佐藤栞里のコメントもなかなかに秀逸です。
滝沢カレン（立会人）
後半にあたるアウトロー編の立会人。シーズン1でも立会人を務めており、シーズン2でもその独特の観点からのコメントが突き刺さっていました。
城田優
第一話より出演する本作メインの俳優の1人。千鳥･大悟演じるだらしない医者に、嫌悪感を抱く真面目な医者役。
トークパートでの時折映る笑い顔には、キュンとくるでしょう。
大友花恋
病院編ではヒロイン的存在の看護師役。『君の膵臓をたべたい』や『あなたの番です 劇場版』などにも出演する実力派。
本郷奏多
アウトロー編で謎の組織のメンバー、キングを演じる本郷奏多。物語の重要な役割を担っており、終盤まで目が離せない人物。
「病院編」バトル参加者
病院編の参加者は千鳥･大悟を含む7名。笑い飯･西田やインパルス･板倉、森三中･黒沢、アルコ＆ピース･平子、銀シャリ･橋本直、シソンヌ･じろうといった、バラエティ番組で見ない日がないといってもいい顔ぶれです。
芸人に混じって、バラエティ番組で引っ張りだこのNMB48･渋谷凪咲も参加しており、そのエピソードの強さに、芸人サイドもあせりだしているのが面白いポイントです。
「アウトロー編」バトル参加者
アウトロー編では計16名が参戦。麒麟･川島明、3時のヒロイン･福田麻貴、ロッチ･中岡創一、空気階段･鈴木もぐら、ヒコロヒー、ウエストランド･井口浩之、ダイアン･ユースケ、ザ・マミィ･酒井貴士、相席スタート･山添寛、吉住、ランジャタイ･国崎和也、みなみかわ、アンジャッシュ･渡部建、カカロニ･栗谷、村重杏奈。
病院編での“表”の雰囲気とは違った、“裏”世界の暗いトーンで進むアウトロー編。シリアスになりがちなドラマパートと、笑いが絶えないトークパートのあまりのギャップにも注目です。
まとめ
1本のドラマとして観ても完成度の高いシナリオに、バラエティ番組としては1話ごとに完結する面白さ。その両立は、佐久間プロデューサーと千鳥のタッグ以外では成し得なかったのではというほどの完成度です。
シーズン1よりも完成度が上がったドラマパートは、「映画くらい制作費がかかってるのでは！？」と思うほど。
芸人たちが実体験のエピソードを繰り広げて戦いあう壮絶なトークバトルに、一気見したくなること間違いありません！
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