Netflix『ターミネーター0』シリーズ初見でも楽しめる骨太で美麗なSFアクション

Netflix『ターミネーター0』シリーズ初見でも楽しめる骨太で美麗なSFアクション

1984年に公開されたSFアクション映画の名作『ターミネーター』。2024年までに続編を含めた映画が6作品、ドラマシリーズ・コミック・ゲームなど多くの派生作品を生み出しているなど、大きな人気を誇ります。

2024年8月29日にNetflixで独占配信される『ターミネーター0』は、シリーズで描かれる「審判の日」(※)直後の日本を舞台に“人類vs AI”の戦いを描いたアニメシリーズです。
この記事では、Netflixシリーズ『ターミネーター0』のあらすじとキャスト、見どころを紹介します。

※ 「審判の日」とは
映画『ターミネーター』シリーズで、軍事AIの「スカイネット」が人類に対して核攻撃を仕掛けた日。1997年8月29日とされています。

Netflixシリーズ『ターミネーター0』のあらすじ

Netflixシリーズ『ターミネーター0』のあらすじ

時は2022年。「審判の日(1997年8月29日)」を境に激減してしまった人類は、人類に反旗を翻したAI「スカイネット」におびえる日々を過ごしていました。

人類による抵抗軍の決死行により「スカイネット」から持ち出したデータ。そこには、1997年の過去へ戻りAI科学者・マルコムを殺害する計画が記されていました。抵抗軍の戦士であるエイコは、組織のトップ・預言者の命により1997年の日本にタイムスリップします。1997年の日本では、マルコムはスカイネットによる反乱を予測。自身が開発したAI「ココロ」でスカイネットの反乱を阻止しようとするも、「ココロ」を説得できずにいました。そんな中、エイコと同じく未来よりやってきた感情を持たない恐るべきサイボーグ兵器ターミネーターはマルコムへ接触してしまいます……。

Netflixシリーズ『ターミネーター0』の登場人物とキャスト

マルコム・リー(演:内田夕夜)

マルコム・リー(演:内田夕夜)

1997年に生きるAI研究者。スカイネットによる「審判の日」の悪夢にうなされる日々を送っており、開発中のAI「ココロ」の開発に心血を注いでいる人物です。人類存続のための重要人物であり、2022年のスカイネットから命を狙われています。

エイコ(演:行成とあ)

エイコ(演:行成とあ)

人類による抵抗軍の兵士。スカイネット側の作戦を知った抵抗軍により、2022年から1997年にタイムスリップすることに。抵抗軍では一介の兵士に過ぎませんが、指導者的立場の“預言者”から「あなたにしかできない」と任務を命じられ1997年へ。

ミサキ(演:早見沙織)

ミサキ(演:早見沙織)
(▲画像右からミサキ、ヒロ、ケンタ)

マルコムの家で働く家事手伝い。自身を「ただの家政婦」と言いますが、不審な点も多い女性です。

ターミネーター(演:間宮康弘)

ターミネーター(演:間宮康弘)

エイコと同じく2022年の未来からやってきたスカイネットの尖兵。原作の“T-800”のように人工皮膚の下には機械の体が見え隠れします。原作のT-800とは違い、機械の身体ながら、“T-1000”のように姿を変えることも可能。詳しい型番や過去作品との関係は不明です。

ココロ(演:種崎敦美)

ココロ(演:種崎敦美)

人類に反旗を翻す「スカイネット」への対抗策としてマルコムが開発したAI。スカイネット同様、人類の存続には懐疑的で、3つの人格を通してマルコムと対話を深めます。

ケンタ(演:下野紘)

リー家の長男。機械いじりが得意な少年。

ヒロ(演:石上静香)

リー家の次男。活発で裏表の無い性格の持ち主。

レイカ(演:佐藤みゆ希)

リー家の長女。ミサキの買ってきた猫ロボットを解体したがるケンタから逃げ、母との思い出の地であるテーマパーク「キャットタウン」を目指します。なぜか「ターミネーター」という単語を知っており……。

『ターミネーター0』 は原作ファンも、初見でも楽しめるSFアクション作品

『ターミネーター0』 は原作ファンも、初見でも楽しめるSFアクション作品

SFアクションの金字塔『ターミネーター』。幾度となく映像化されているシリーズの中でも、初のアニメ化となるのがこの『ターミネーター0』です。今までとは毛色の違う作品ながら、『ターミネーター』の骨子である「人類と機械の戦い」「争いを繰り返す人類の存在意義」など骨太なテーマは健在で、本作では “人類vs AI”の戦いが描かれています。
実写では描けないような視点やアニメならではの工夫も凝らされており、新しい『ターミネーター』の世界を広げつつ、初見でもしっかりと楽しめる作品になっています。

▲先行公開された”タイムマシン”の映像。映像終盤には聞きなじみのあるあの音楽も……

美麗で緻密な作画にもご注目

美麗で緻密な作画にもご注目

『攻殻機動隊』シリーズで知られるスタジオ「Production I.G」による、圧倒的な作画と演出も『ターミネーター0』の見どころ。『ターミネーター』といえば、未来から送られてきた刺客であるロボットとの死闘は必見です。媒体がアニメへと変わった『ターミネーター0』でも、手に汗握る戦闘シーンは迫力満点! アニメならではのケレン味のあるアクション、肉体やメカ、表情などの緻密な描写も相まって、全く新しい『ターミネーター』の世界観を描き出しています。

まとめ

舞台が日本へと移り、アニメーションで描かれる『ターミネーター0』。原作とは違った魅力を打ち出しながらも、『ターミネーター』シリーズの根幹にある面白さは変わらない作品です。
『ターミネーター』シリーズ最新作、『ターミネーター0』はNetflixで独占配信中! ぜひ新しい『ターミネーター』の世界をNetflixで体感してください。

【Netflixシリーズ『ターミネーター0』独占配信中!】


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