Netflix映画『ポップスが最高に輝いた夜』は、1985年に発売され今なお有名な楽曲『We Are The World』製作の裏側に迫るドキュメンタリー映画。作詞・作曲と収録のまとめ役を引き受けたライオネル・リッチーや参加者、裏方まで多くの関係者のインタビューを当時の貴重な映像を交えつつ“伝説の一夜”を振り返る作品です。
この記事では、Netflixで独占配信中の『ポップスが最高に輝いた夜』のあらすじと出演者、見どころを紹介します。
目次
楽曲『We Are The World』とは?
1985年3月7日(全米)に発売されたシングル。エチオピア飢饉救済のために、世界の音楽シーンを牽引する45人ものトップアーティストが集まり、無償で楽曲を収録しました。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーの2人が担当し、全世界で2000万枚以上の売上を記録しています。
Netflix『ポップスが最高に輝いた夜』のあらすじ
当時のトップアーティストが集まった奇跡のような楽曲『We Are The World』。その収録はなんと1晩で行われたとのこと! 楽曲のプロデューサーとして指揮を取るクインシー・ジョーンズは一癖も二癖もあるトップアーティストたちをどのようにまとめたのか? どのように収録が行われたのか? 参加者たちの思いは? 多くの関係者のインタビューを交え、“伝説の一夜”の裏側に迫ります。
Netflix『ポップスが最高に輝いた夜』出演者
ライオネル・リッチー
代表曲:『All Night Long』『Say You, Say Me』(映画『ホワイトナイツ/白夜』の主題歌)など
マイケル・ジャクソンと共に『We Are The World』の作詞・作曲を手掛け、企画のまとめ役として指揮を取りました。当時をインタビューで振り返ります。シンガー・ソングライターとして活躍する傍ら、音楽プロデューサーとしても著名な歌手。2024年で75歳を迎えます。
バンド・コモドアーズの一員として1972年にデビューし、1982年にソロデビュー。アルバムの総売上数は1億枚以上を誇るなど、アメリカを代表するミュージシャンの1人です。
ブルース・スプリングスティーン
代表曲:『Dancing In the Dark』『Streets of Philadelphia』など
AMA(アメリカン・ミュージック・アワード)へ参加する予定はありませんでしたが、『We Are The World』の収録には、「飢餓の救済は解決すべき課題」と参加を快諾。ワールドツアーを終えた翌日にも関わらず収録に参加しています。
スモーキー・ロビンソン
代表曲:『Being With You』『Just To See Her』など
ブラックミュージック界の重鎮。親友のライオネル・リッチーから電話で出演を頼まれ、二つ返事で『We Are The World』収録への参加を決めたそうです。
ケニー・ロギンス
代表曲:『Danger Zone』(映画『トップガン』の主題歌)、『Footloose』(映画『フットルース』の主題歌)
当時の飢饉問題へは詳しくなかったものの、マイケル・ジャクソンに誘われ収録へと参加。
ヒューイ・ルイス
代表曲:『Heart And Soul』『Hip To Be Square』など
「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」のリーダー。マイケル・ジャクソンやライオネル・リッチーなどと面識は無かったものの、マネージャー経由でデモテープを渡され参加を決意したそうです。
ディオンヌ・ワーウィック
代表曲:『愛のハーモニー』『ハートブレイカー』など
クインシー・ジョーンズに呼ばれ収録に参加。ホイットニー・ヒューストンの叔母としても知られる歌手です。
シンディ・ローパー
代表曲:『Girls Just Want To Have Fun』『Time After Time』
当初、デモテープを聞いた恋人から「ヒットしないから」と言われ参加をためらった瞬間もあったそうですが、音楽祭のあとに「行ってみよう」という気持ちになったとインタビューでは答えています。
シーラ・E
代表曲:『The Glamorous Life』など
AMAへの出演時にライオネル・リッチーから声を掛けられ『We Are The World』の収録に参加。当時から親交の深かったプリンスへの橋渡し役のような扱いを受けた、とインタビューでは明るく語っています。
Netflix映画『ポップスが最高に輝いた夜』奇跡の一夜を体験できる感動ドキュメンタリー!
Netflix映画『ポップスが最高に輝いた夜』の見どころはなんといっても、今なお有名なトップアーティストたちの共演です。インターネットも携帯電話も無い時代に、これほどの人数のアーティストを集めて、一晩で収録を終えたとは信じられないでしょう。各々が超一流として強い個性をもったアーティストたちをまとめるのはクインシー・ジョーンズ。自身も『愛のコリーダ』などスーパーヒットを生み出すシンガーでありながら、収録の指揮を取りました。持ち前のユーモアと人柄で、深夜の張り詰めた空気を見事なバランスで収めていくクインシー・ジョーンズの手腕は見事というほかありません。
明け方が近づくにつれ、アーティストたちの体力や気力にも限界が近づきます。しかし流石は一流を超えたトップアーティストたち。どんなに疲れた顔を見せても、歌唱の際に力強い歌声を響かせる出演者たちの姿勢に心が動かされます。
『ポップスが最高に輝いた夜』を見終わるころには、「終わってほしくない」と泣いてしまうダイアナ・ロスの気持ちに共感してしまうでしょう。
まとめ
Netflix映画『ポップスが最高に輝いた夜』は、いかにして“奇跡の収録”が実現したのか? 企画の発足から発売後の影響まで、『We Are The World』の全てを描ききったドキュメンタリー作品。製作の裏側、参加者たちの思いを知ったあとに聞く『We Are The World』は、きっと心に染みるはず。Netflix映画『ポップスが最高に輝いた夜』を見たあとは、参加者たちの楽曲に触れてみるのもおすすめです。
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