『マエストロ: その音楽と愛と』夫婦の愛情を深く描いた音楽映画

『マエストロ: その音楽と愛と』夫婦の愛情を深く描いた音楽映画

20世紀後半のクラシック音楽界を先導してきた音楽家、レナード・バーンスタイン。
彼がどのようにして輝かしいキャリアを掴み取ったのか、そして妻であるフェリシアとともに歩んだ生涯、その姿を描いたのがNetflix映画『マエストロ: その音楽と愛と』です。2024年アカデミー賞にもノミネートされた『マエストロ: その音楽と愛と』の魅力を紹介します。

※本記事にはNetflix映画『マエストロ: その音楽と愛と』のネタバレを含みます。

『マエストロ: その音楽と愛と』のあらすじ

『マエストロ: その音楽と愛と』のあらすじ

舞台は1943年のアメリカ。ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団で副指揮者を務めていた25歳のレナード・バーンスタインは、客演指揮者が病に倒れたため、急きょ指揮者としてデビューをすることに。リハーサルもなくぶっつけ本番で行われたステージで才能をいかんなく発揮し、世間に自らの名を轟(とどろ)かせることに成功した。ある日、女優でありピアニストであるフェリシアとパーティーで出会い、恋に落ちる。指揮者として、作曲家として多忙な日々を過ごすレナードはフェリシアと二人三脚でともに人生を歩むが、何事にも終わりは訪れる……。

『マエストロ: その音楽と愛と』の登場人物・キャスト

レナード・バーンスタイン(ブラッドリー・クーパー)

レナード・バーンスタイン(ブラッドリー・クーパー)

20世紀を代表する音楽家。ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団の指揮者として大成功を果たし、『ウエスト・サイド・ストーリー』などのミュージカル作品の音楽も手がけた作曲家でもあります。
演じるのは、本作の監督も務めるブラッドリー・クーパー。特殊メイクを駆使して、青年期から老年期までを見事に演じています。

フェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタイン(キャリー・マリガン)

フェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタイン(キャリー・マリガン)

フェリシアはレナードの妻であり、女優兼ピアニストの肩書を持つ女性。
演じているのは、『華麗なるギャツビー』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』などでも主役級の演技をしたキャリー・マリガン。24歳から56歳までのフェリシアを演じるため、何年も準備に費やしたといわれています。

『マエストロ: その音楽と愛と』の見どころ

自然と涙があふれる圧巻の演奏シーン

自然と涙があふれる圧巻の演奏シーン

レナード・バーンスタインは着々と音楽家として成功を収めていきます。そんな彼のコンサートシーンは、監督であり主演でもあるブラッドリーも再現に苦労したといいます。
特に物語終盤、イーリー大聖堂でのロンドン交響楽団を指揮するシーンは、6分21秒の長回しでの撮影。演奏したのは「マーラーの交響曲第2番」で、この数分のためにブラッドリーは何年も準備したと話しています。その甲斐もあって、迫真のシーンに仕上がっており、非常に見ごたえがあります。

夫婦によって変わる愛のカタチ

夫婦によって変わる愛のカタチ

夫婦によって愛のカタチはさまざま。レナードとフェリシア夫妻も例に漏れませんでした。

実はレナードは同性愛者でもありました。その上遊び癖があったようで、妻のフェリシアは徐々に不満がたまっていきました。そんなある日、レナードが若い男性と浮気をして、フェリシアの不満が爆発。大げんかをするのですが、まだどこかでレナードに愛を抱いている。そんな複雑な心情をキャリー・マリガンは見事に演じ切っています。
フェリシアが病に倒れると、レナードはコンサートをキャンセルしてまで付き添おうとします。その献身的な姿に、レナードからフェリシアへの愛情も本物であると感じられました。複雑だけれども本物の愛情がこの2人の間にはあったのです。

周りから見ると異質に見えるかもしれませんが、さまざまな愛のカタチがある。そう感じさせてくれる作品です。

監督、脚本家、主演を務めきったブラッドリー・クーパー

監督、脚本家、主演を務めきったブラッドリー・クーパー

『マエストロ: その音楽と愛と』では、ブラッドリー・クーパーが、監督、脚本、主演までをこなしています。さらに主人公となるレナード・バーンスタインの20代から晩年の70歳前後まで、1人で演じ切るその器用さ。

演出面では、テンポ感のある舞台の転換シーンが圧巻です。レナードが作曲を担当した舞台『オン・ザ・タウン』で、レナードとフェリシアが踊りまわるシーンは、これからの物語を想像させるかのような演出で、観ていて飽きません。
また終盤にかけてフェリシアがレナードへ不満を爆発させるシーンでは、同じ画角にいながらも、心が離れているかのような演出で、ブラッドリーのこだわりが感じられました。
そのほかにも随所に散りばめられているブラッドリーの演出には感嘆せざるを得ません。

まとめ

まとめ

ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団の指揮者として成功を果たし、『ウエスト・サイド・ストーリー』などの名作舞台の作曲も手がけてきた、レナード・バーンスタイン。音楽家としては順風満帆な人生ですが、いち男性としては少し不器用な部分があったようです。そんな複雑な心情を演出したブラッドリー・クーパーの手腕にも目が離せません。

人生と芸術へのラブレターである本作は、休日にじっくりと鑑賞するのがおすすめです。

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