時速200キロメートル超のスピードを出す車を乗りこなし、頂点を競い合うモータースポーツ「Formula 1(F1)」。Netflixでは2018年シーズンから追いかけて、その舞台裏を掘り下げた『Formula 1: 栄光のグランプリ』を配信しており、F1の人気を爆発的に伸ばした要因の一つといわれています。
2024年2月23日、2023年のF1を追いかけたシーズン6を配信開始。その魅力やこれまでのあらすじを紹介します。
※本記事にはNetflixシリーズ『Formula 1: 栄光のグランプリ』のネタバレを含みます。
『Formula 1: 栄光のグランプリ』これまでのあらすじ
「Formula 1(F1)」とは?
国際自動車連盟(FIA)が主催する世界最高峰のシングルシーター自動車レース。その歴史は古く1950年から続く伝統的なモータースポーツです。年間20〜23レースが実施され、実施場所はヨーロッパやアジア、南アメリカ大陸など、世界各国で開催。市街地コースのモナコグランプリや、イタリア・モンツァのイタリアグランプリなどが有名です。各レースの順位によってポイントが与えられ、その累計で年間チャンピオンを決定しています。
F1の魅力は何といっても、その速度。平均時速は230km/hで、最高速度は400km/hにまで及ぶといわれており、地上最速のスポーツといっても過言ではありません。
『Formula 1: 栄光のグランプリ』では、各シーズンにおいて巻き起こるドラマやチームの戦術、そしてプレッシャーからくるドライバーの苦悩といった、レースの裏側で起こる人間ドラマを中心に描いており、F1を知らない人でも楽しめる作品に仕上がっています。
シーズン1:強敵に挑む中小チームの奮闘
2018年のF1シーズンを追跡。2大巨頭チームである「フェラーリ」と「メルセデス」のタイトル争いの影で、脅威となっていた中小チームの奮闘を紹介。シーズン全体を通したチームの戦略的な動きやドライバーのプレッシャーなど、今まで知りえなかったF1の舞台裏が描かれました。
シーズン2:レギュレーション変更による苦悩
2019年シーズンを追いかけたシーズン2は、昨シーズンのチャンピオンを獲得した「メルセデス」がインタビューに登場。トップチームの戦略はもちろん、中位チームの挑戦の日々には目を見張るものが。特に新型マシンの開発が遅れ、プレシーズンテストを一部欠席した「ウィリアムズ」の悲惨なスタートに焦点をあてたエピソード9は必見です。
シーズン3:感染症の影響下でのF1開催
COVID-19の影響が懸念されていた2020年シーズン。感染症によって問題に直面するチームやドライバーが、その状況に適応していく様が描かれています。そして待ち望んだシーズン開幕。開幕戦であるオーストリアグランプリでは、「メルセデス」のルイス・ハミルトンの不調により、意外な顔ぶれで幕をかけることとなりました。
シーズン4:絶対王者「メルセデス」と「レッドブル」のタイトル争い
壮絶なトップ争いが行われた2021年シーズン。チームもドライバー個人もチャンピオンを7年連続で取り続ける「メルセデス」とルイス・ハミルトン。そこにF1参戦7年目とまだ新しいチーム「レッドブル」のマックス・フェルスタッペンが食らいつくシーズンとなりました。2人の一進一退の攻防と、チームとしての戦い方の違いなどがうまくまとめられています。
シーズン5:激化するF1シリーズ
シーズン5(2022年)では、「レッドブル」「フェラーリ」「メルセデス」といった上位チームの苦悩が中心に描かれています。新レギュレーションが採用され、車のデザインが一新。技術革新によってチーム間の競争がさらに激しくなり、新旧のドライバー間で巻き起こるドラマが見どころです。
『Formula 1: 栄光のグランプリ』シーズン6のあらすじ
圧倒的な強さで「レッドブル」のマックス・フェルスタッペンがチーム、個人ともにチャンピオンに輝いた2023年シーズン。シーズン6では、彼らに対抗しようとする「マクラーレン」や「アストンマーティン」「アルピーヌ」などの中位チームの熾烈な争いに注目しています。またドライバーの移籍や解雇によって、各チームのレギュラードライバー争いも激化。レース外で繰り広げられるドラマに注目を!
『Formula 1: 栄光のグランプリ』シーズン6の見どころ
実力派と新興チームの激しい競争
1950年の創設時からF1の歴史をともに歩む「フェラーリ」と「メルセデス」。2023年のシーズン優勝を果たした「レッドブル」は、参戦からわずか18年という新興チームです。勢いにのる「レッドブル」と意地を見せる老舗2チームのトップ争いは、シーズン開幕前から注目が集まっていました。
トップ争いの影で行われていた下位争いも目が離せません。約10年も成績不振が続く名門チーム「ウィリアムズ」や、多くのドライバーを花開かせた古豪「アルファロメオ」と、参戦7年目の「ハース」や日本人ドライバーを有するレッドブル傘下の新設「アルファタウリ」が対立。チームの努力と革新の重要性が浮き彫りになり、それぞれの対応の違いを垣間見ることができます。
ドライバーたちの人間ドラマ
シーズン6(2023年)では、さまざまなチームでドライバーの移籍や交代が多発。フェルナンド・アロンソが「アルピーヌ」から「アストンマーティン」に移籍。その穴埋めとして「アルピーヌ」は「アルファタウリ」のピエール・ガスリーを起用します。
「マクラーレン」から離脱したダニエル・リカルドを「レッドブル」はテスト兼サードドライバーとして起用するなど、多くのドライバーがチームを移籍。チーム内でドライバー同士の争いが勃発します。そんな苦悩を各ドライバーやチームの首脳陣のインタビューから読み取ることができます。
現在行なわれている2024年シーズンでは、ドライバーチャンピオン7連覇という一時代を築いた「メルセデス」のルイス・ハミルトンが、2025年に「フェラーリ」への移籍を発表しています。この大事件の予兆を2023年シーズンでも感じとることができるのも『Formula 1: 栄光のグランプリ』の魅力。
レースのことが分からなくとも、ドライバーやチームメンバーが巻き起こすドラマを見るだけでも楽しめます。
疾走感抜群のレース映像
地上最速ともいえる車がサーキットを疾走する映像は、観ていて気持ちがいい。レース映像は、地面すれすれに設置されているカメラやドライバー目線など、さまざまな視点があります。それらが組み合わさることで、より疾走感が高まる映像に仕上がっています。
また『Formula 1: 栄光のグランプリ』を構成する主な映像は、ドライバーやチーム首脳陣のインタビュー。しかし、レース前のプレッシャーやチームの戦術などを知ることで、よりレースを理解することができます。300km/hを超える車内で何を思っていたのか、どんなピットと会話をしていたのか……レースの緊迫感をまるでその場にいたかのように体感できます。
まとめ
300km/hを超える車がレースをする「Formula 1(F1)」。輝かしくエキサイティングなレースの裏側に目を向ければ、そこにはドライバーたちの人間性が色濃く現れています。サーキットの内外で起こるさまざまなドラマを、レース映像はもちろん、ドライバーやチームマネジャーたちのインタビューで演出する『Formula 1: 栄光のグランプリ』は、F1ファンはもちろん、まったく知らない人でも楽しめます!
『Formula 1: 栄光のグランプリ』が気に入った方は、『ツール・ド・フランス: 栄冠は風の彼方に』もあなたの食指にあうかも?!
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