人気漫画『幽☆遊☆白書』のドンピシャ世代であり、大ファンである吉本興業所属のお笑いコンビ「女と男」のワダちゃん。2023年12月からNetflixで配信されている実写版『幽☆遊☆白書』について「懐かしさもあって、それでいて新鮮さも感じるすごいドラマ」と絶賛した。今回は、実写ならではの楽しみ方やアニメとの違いなど、原作ファンならではの視点で、その魅力を語っていただきました。
※本記事にはNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』のネタバレを含みます。
『幽☆遊☆白書』とは
1990年から94年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた『幽☆遊☆白書』。累計発行部数5000万部を超える大人気作品をNetflixが実写化。
毎日、ケンカに明け暮れる不良少年・浦飯幽助は、ある日暴走したトラックから幼い子供を助けるため死んでしまう。霊体となった幽助の元に、霊界案内人と名乗る少女が現れ、人助けを条件に現世に蘇ることに。蘇りによって特殊な力を手に入れた幽助は、さまざまな事件に巻き込まれていく……。
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実写の魅力は大迫力のアクションと美しい映像
ーー『幽☆遊☆白書』を観ることになったきっかけは何ですか?
私、アニメ版『幽☆遊☆白書』のドンピシャ世代なんです。実写版がNetflixで公開されると聞いて「これは絶対に観ないと」と使命感にかられました。
ーー実際、観てみていかがでしたか?
アニメのイメージが強かったので、観る前は「実写ってどうなんだろう……」と不安だったんですけど、もう大満足。あの頃感じた懐かしい気持ちがありつつも、新たなお話を観ている新鮮さも感じられました。
ーーアニメを観ていたときの気持ちですね
そうです。「あー、懐かしい!」って感じ。特にアニメで使われていた音楽が実写版でも使われていて、聞いた瞬間に『幽☆遊☆白書』スイッチがバッて入ってテンションが上がりました。でもアニメと比べることはなくて、本当に新鮮な気持ちで観られました。
ーー実写版ならではの魅力はどこだと思いますか?
迫力のあるアクションです。CGの作りこみも丁寧で、ずっとワクワクした気持ちで観られました。あとは妖怪が人に入り込むシーンがあるんですけど、そのシーンがすごくリアルで、「あっ、『幽☆遊☆白書』が始まったな」と感じました。それくらい映像が美しかったですね。
ーー原作を知らない人でも楽しめますか?
もちろんです。アクションは迫力があって、終始ワクワクした気分になれます。あとは映像美。死後の世界、霊界が存在していて、そこの映像がとにかく美しい。映像は絵画を見ているような感じですね。アクションだけだと「ちょっと……」と敬遠される女性も多いと思いますが、とにかく映像がキレイなので、とても楽しめると思います。
本シーズンは全5話なので、「えっ、もう終わったん?!」とあっという間に終わってしまいます。体と脳はもっと欲しがっていて、続きが気になっちゃう感じなんですよね。なので、お願いだからNetflixさん、シーズン2を心の底から願っています!(笑)
大人になって見えてくるものが変わった
ーーアニメを観ていた当時、好きだったキャラクターは誰ですか?
やはりメインの浦飯幽助、蔵馬、飛影、桑原和真ですね。この中でも、バラを使って戦う蔵馬とか、クールな感じの飛影がすごく好きでした。当時は、女友達で集まって、どのキャラが好きかをしゃべるのが、休み時間の楽しみでした。
ーーNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』を観て、以前と何か変わりましたか?
時間が経って、作品に目が行く部分が変わったなあと思いました。当時は主人公たちがよかったんですけど、今回は敵キャラの戸愚呂兄弟が好きになりました。戸愚呂兄弟は、弟がめっちゃでかくて、お兄さんは弟の後ろにいるちっちゃいキャラクターなんです。このお兄さんを演じているのが滝藤賢一さんで、もう絶妙なんです。すぐにファンになっちゃいましたね。
子供の頃は敵役にワクワクしないじゃないですか。それよりも正義に勝ってほしいといいますか。でも滝藤さん演じる戸愚呂兄の奇妙さが本当にすごくて、怖さの半面、奇妙さに笑ってしまうんです。そして「次はどんな感じで出てくるんだろう」ってドキドキハラハラに変わって、どんどんのめり込んじゃいました。
ーー滝藤さんの演技がよかったんですね。
本当に、このキャラは滝藤さんのために作られたんじゃないかってくらい、どっぷりハマっていましたね。この戸愚呂兄は、普通の人よりも小さいキャラクターで、滝藤さんもおそらくCGで小さくなっているんですけど、まったく違和感がない。元々こんな大きさやったっけって思いましたね。それどころか自由自在に演じていて、私の肩にもいてほしいなって思う感じ。
また戸愚呂弟は綾野剛さんが演じてらっしゃって、これもハマリ役。めっちゃムキムキな感じをCGで再現しているんですけど、これも違和感がなくて、「うんうん、こうこう!」って原作ファンでも楽しめると思います。まだ観てない人はそこにも注目してほしいですね。
ーー好きだった蔵馬と飛影はいかがでしたか?
もちろん、「このキャラクターが出てきてくれた!」って感じで最高でした。特に飛影は、ビジュアル面もカッコいいし、暗くてクールな雰囲気がリアルに再現されてると思いました。戦闘シーンもクールさを持ったまま迫力もあって大満足。アニメを観ていた私も「そうそうそう」って納得できるし、さらに上回ってくれるのがこの実写版でしたね。
ーー他のキャラクターはいかがでしたか?
全員ピッタリだったんですけど、幻海を演じられた梶芽衣子さんは見た瞬間に「あ、この人しかない」って思うくらいハマってました。キャスティングに感謝したいです。
それに俳優さんたちの演技はもちろんなんですけど、CGスタッフさんの技術力とか、アクションの迫力とか、どれも新鮮さがあってとてもよかったです。
ーー昔観たアニメと大人になってから観る実写版では、魅力が違うんですね
子供だったらハマらないであろう敵キャラが大人になって好きなったり、実写版だからこそ出てくる俳優さんたちの演技力だったり、新しい視点で見つかる何かがあって、めっちゃ楽しい作品でした。
原作を知っていても知らなくてもみんな楽しめる!
ーーワダちゃんのお気に入りシーンを教えてください。
もう……これは……戸愚呂兄の初戦闘シーンですね。恐ろしさもあるんですけど、ほんとにもう……。あんまり詳しく言っちゃうとネタバレになるので言えないんですが、私はこのシーンで作品にハマっちゃいました。ここから先はぜひ自分で観て、その魅力を感じてほしいですね。
ーーどんな方に観てほしいですか?
まずは原作『幽☆遊☆白書』世代の人たちにぜひ観てもらいたいです。当時、熱中していた方は、おそらく新しい家庭を持たれていると思います。なので、お子さんたちと一緒に観てもらって、この『幽☆遊☆白書』がいろんな世代に受け継がれていけばいいなと思います。
また原作を知らない方も、いろんなキャラクターが登場するので、ぜひ推しを見つけてみてください。戦闘シーンもいろんな技を使って戦う姿が本当に楽しいんですよ。美しいCGに大迫力のアクション……とにかく『幽☆遊☆白書』を知らない人も観てみればその魅力が分かると思います!
ーー観終わってやりたいことはありますか?
学生時代、キャラクターでキャッキャキャッキャ言っていた地元の女子グループがあるんですが、また集まって実写版のことでキャッキャキャッキャ、懐かしくしゃべりたいなと思います(笑)。
今回の記事は「eo光チャンネル」で放送中の番組『Netflix Freaks』の連動企画。こちらの動画もご覧いただき、ワダちゃんのプレゼンで作品の面白さをぜひ感じてください!
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