Netflix『フィール・ザ・ビート』は明るく心に沁みるダンス映画

フィール・ザ・ビート メインビジュアル

Netflix映画『フィール・ザ・ビート』は自己中心的な性格のダンサーが、子供たちとの交流を経て成長を遂げる物語。Netflixでは2020年に配信が開始されました。子供たちのかわいいダンスとポジティブな要素、そして考えさせられるストーリーが魅力の作品です。
この記事では、Netflix映画『フィール・ザ・ビート』のあらすじとキャスト、見どころを紹介します。

『フィール・ザ・ビート』のあらすじ

フィール・ザ・ビート レッスン風景

ブロードウェイの舞台に憧れるダンサーのエイプリルは、家賃の支払いもギリギリなほど崖っぷち。大事なオーディションに向かう朝、大雨の中で先にタクシーを待っていた女性から半ば強引にタクシーを奪ってしまう。そしてそのオーディションに遅れて登場した演出家が、タクシーを取り合った女性本人だった。激怒した演出家はエイプリルに降板を告げる。そして、追いすがるエイプリルをよけた際に舞台から転落。その後、エイプリルはとうとう家賃も払えなくなり、地元へ帰郷する。故郷でかつての恩師に大会のコーチを頼まれるが、エイプリルは歯牙にも掛けない。しかし、ダンス大会のパンフレットにはある別の大物演出家の名前が。ダンス大会では指導者同伴の演目もあり、再起を図るエイプリルはダンス大会のコーチを引き受けることに……。

『フィール・ザ・ビート』の登場人物とキャスト

エイプリル(ソフィア・カーソン)

フィール・ザ・ビート エイプリル

とてもストイックで、ダンスにかける情熱は本物。ルースから「二度と舞台には立てなくしてやる」と脅され、失意のまま地元ウィスコンシン州に帰ってきた。はじめは自分の復帰のためにスクールを利用していたが、交流を重ねるにつれ、エイプリルの心にも変化が現れる。

エイプリルを演じるのは、歌手としても活動しているソフィア・カーソン。2014年にディズニー系のドラマ『オースティン&アリー』への出演を期に俳優としてのキャリアをスタート。もともとは芸術学校でダンスを学んでおり、『フィール・ザ・ビート』でのエイプリルは、まさにハマり役。ダンサーとしてブロードウェイを夢見るエイプリルの演技も真に迫っています。

ニック(ヴォルフガング・ノボラッツ)

フィール・ザ・ビート ニック

エイプリルがニューヨークに旅立つ際に別れてしまった元恋人。エイプリルと同じく都会への想いがありつつも、さまざまな理由から地元に残ることを決意した過去を持つ。歳の離れた妹のサラの面倒を見つつ地元ウィスコンシン州で働く。

ニック役のヴォルフガング・ノボラッツはNetflix作品に多く出演。Netflix映画『シエラ・バージェスはルーザー』『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』『ラスト・サマー 〜この夏の先に〜』など、青春・学園映画で多数の出演を果たしています。『フィール・ザ・ビート』では、少し大人で、明るくも影を感じるニックを熱演しています。

サラ(イーヴァ・ハーグ)

ニックの妹。兄の元カノであるエイプリルとは幼い頃から交流があり、一時期はエイプリルに憧れダンスの練習に励んでいた。

バーブ(ドナ・リン・チャンプリン)

ニューホープダンス・スタジオのオーナーであり、エイプリルがかつてダンスを教わった恩師。とても面倒見がよく、親しみやすさと包容力を持った女性。ときに厳しいエイプリルの指導を否定せず、子供たちへのフォローも欠かさない。

デコ(ブランドン・カイル・グッドマン)

フィール・ザ・ビート デコ

明るく気さくなファッションデザイナー。エイプリルの友人で、自身も演劇界に縁が深い。歯に衣着せぬ物言いで、エイプリルの動画が拡散された際も明るく笑い飛ばす。

ルース・ジマー(パメラ・マクドナルド)

タクシーを横取りしたエイプリルに怒りをぶつけ、「この私が生きている限り二度と舞台では踊らせない」と言い放つ。業界への影響力が強く、根回しによってエイプリルは小さい舞台でも門前払いを食らうはめになってしまう。

ウェリー・ウォン(レックス・リー)

ルースと肩を並べるほどの大物演出家。自身の演出する「回る少女」の主役を探している。

キュート&クールなダンスに釘づけ!

フィール・ザ・ビート ダンススタジオ生のショー

Netflix映画『フィール・ザ・ビート』の見どころは、何といってもキュート&クールなダンスシーンです。ダンスで全国大会を目指すニューホープダンス・スタジオのメンバーは、お世辞にもダンスが上手とはいえません。ギリギリ勝ち上がれた地区大会でのたどたどしいダンスも、エイプリルの指導が入ることで徐々に上達していきます。子供たちのダンスの上達具合は、見ていてハッキリと感じ取れるほど。ストーリーが進むごとに上達していく子供たちのダンスが実にかわいく、見ていて癒やされるでしょう。
ダンスに不慣れな子供たちとは対照的に、エイプリルのダンスは鋭くクール。いくつかのダンスシーンはエイプリル役のソフィア・カーソンが実際に踊っているというから驚きです。

ダンスを通した成長と自分の原点に向き合うことの大切さを描く

フィール・ザ・ビート ダンス本来の楽しさを取り戻していくエイプリル

ダンスを通じた心温まる交流と成長もNetflix映画『フィール・ザ・ビート』の見どころ。
ダンスに慣れていない子供たちとプロダンサーのエイプリル。Netflix映画『フィール・ザ・ビート』では、ダンスを通した交流を経て互いに成長していく姿を描きます。目標に囚われ、ダンス本来の楽しさを忘れていたエイプリルは、一度は失意に襲われるものの、地元への帰郷で転機が訪れます。最初は演出家のウェリーの前で踊る機会を手に入れるために子供たちを利用してレッスンしていたエイプリルですが、ときに衝突しながら子供たちと交流を深めていくことで、気持ちにも徐々に変化が。ダンスに楽しさを見出して成長していく子供たちと同じように、エイプリルも子供たちのおかげで成長していきます。
元恋人のニックとの再会や自身の歩んだ道を辿り、故郷で改めてダンスへの強い思いを確かめる過程も、エイプリルを成長させる大事な要素。
ダンスの楽しさを思い出し、伸び伸びと踊るエイプリルの姿には、過去や自分の原点と向き合うことの大切さを教えてくれるでしょう。

まとめ

心温まるストーリーをコメディタッチで楽しく描き出すNetflix映画『フィール・ザ・ビート』。見た目のキュートさと大人も共感できるストーリーで、世代や性別を選ばずおすすめしたい作品です。大団円を迎えたエンディングのダンスシーンをぜひ見届けてください。

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