最新作から色褪せぬ名作まで!おすすめ韓国サスペンスドラマ
2022年も韓国ドラマの勢いは衰えるところを知らず、次々と名作が生まれました。特にどんでん返しの連続により、SNSで話題となったのがキム・ゴウン主演のドラマ『シスターズ』。観る人を飽きさせないスリリングな展開と緻密なプロット構成に韓国ドラマの底力を見せつけられました。今回はそんな本作を皮切りに、オススメしたいサスペンスジャンルの韓国ドラマを紹介します。
『シスターズ』
『シスターズ』あらすじ
貧しい家庭で育ちながらも、仲睦まじく生きてきたインジュ(キム・ゴウン)、インギョン(ナム・ジヒョン)、イネ(パク・ジフ)の3姉妹。ある日、インジュは高校生であるイネの修学旅行費を母親に持ち逃げされ、途方に暮れていた。そんな中、助けを求めた会社の先輩ファヨンが不審死を遂げ、彼女が横領したとされる700億ウォンもの大金の行方を巡る事件に3姉妹は巻き込まれていく。
『シスターズ』見どころ
2022年下半期にNetflixで配信され、日本でも大ヒットした本作は、脚本家のチョン・ソギョンが、「米文学の名作『若草物語』に登場する姉妹が、もし現代の韓国で生きていたら」という着想からストーリーを膨らませていったサスペンスです。1話ごとに怒涛の展開が用意されており、息つく間もありません。『若草物語』の設定を借りながら現代社会の問題を問う社会派ドラマでもあり、考えさせられる描写も。ちなみに、4姉妹ではなく3姉妹である理由はのちに明らかとなりますが、その真実にゾッとさせられること間違いなしです。
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『調査官ク・ギョンイ』
『調査官ク・ギョンイ』あらすじ
元警察官のク・ギョンイ(イ・ヨンエ)はとあるきっかけで仕事を辞め、部屋に引きこもりゲームに熱中する廃人生活を送っていた。しかし、後輩から依頼され、保険調査官となった彼女は再び事件の世界に足を踏み入れることに。現場に残されたわずかな手がかりを頼りに、ギョンイは連続殺人犯を追い詰めていく。
『調査官ク・ギョンイ』見どころ
『宮廷女官チャングムの誓い』で知られる国民的俳優イ・ヨンエの4年ぶりのドラマ復帰作として注目されたサスペンス・コメディ。ゲームとお酒に溺れ、ボサボサの髪にはいつもハエがたかっている……そんな主人公のギョンイになりきったヨンエのあられもない姿にまず衝撃を受けます。ハラハラドキドキする展開の中にも、コミカルな演出とヨンエの演技にくすりと笑える場面が多々あり。韓国でいま注目を集める若手俳優キム・ヘジュンが演じる女子大生のキュートな連続殺人犯にも注目してほしい作品です。
『ボイス~112の奇跡~』
『ボイス~112の奇跡~』あらすじ
ある晩、何者かに妻を殺された腕利きの刑事・ジニョク(チャン・ヒョク)。そんな彼が所属するソンウン地方警察庁「112通報センター」のセンター長に新しく就任したのは、妻の事件の容疑者が釈放される証言をしたグォンジュ(イ・ハナ)だった。最初はグォンジュを恨むジニョクだったが、常人には聞こえない音が聞こえる彼女の能力で事件を解決していくうちに心を通わせていく。
『ボイス~112の奇跡~』見どころ
日本でも、唐沢寿明と真木よう子でリメイクされた不朽の名作。因縁のある二人が通報者たちを共に救いながら、愛する家族の命を奪った真犯人を突き止めていきます。1分1秒を争うスリリングな展開に思わず手に汗握る本格クライム・サスペンス。猟奇的な描写が含まれるため注意が必要ではありますが、豪華キャストによる迫真の演技は見ものです。2021年に放送されたシーズン4ではソン・スンホンが合流。グォンジュ率いるチームと手を組み、妹を殺した犯人逮捕のために奔走するアメリカ育ちの敏腕刑事を熱演しています。
『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』
『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』あらすじ
上級階級のうち、選ばれた者しか住むことのできない高級住宅街「SKYキャッスル」。そこに住むソジン(ヨム・ジョンア)たちは自分たちの子供を、ソウル医大に入学させようと必死になっていた。そんなある日、隣の邸宅に住むママ友のミョンジュ(キム・ジョンナン)が夫の猟銃で謎の自殺を遂げ、SKYキャッスルの住人たちは騒然とする。
『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』見どころ
韓国での熾烈な受験戦争を題材にした本作は最高視聴率23.8%を記録し、「第55回百想芸術大賞」で4冠(演出賞・最優秀演技賞・助演賞・新人演技賞)を獲得する爆発的ヒットとなりました。子供たちをあの手、この手を使って良い大学に入れようとする母親たちの姿をリアルに、且つ風刺を効かせて描いたサスペンス。ドロドロとした人間模様を恐る恐るのぞいてみたい方におすすめです。
『秘密の森』
『秘密の森』あらすじ
幼少期に脳手術を受けたことで感情を失った検事ファン・シモク(チョ・スンウ)。理性だけで行動するシモクは日々目の当たりにする検察の内部不正を断ち切ろうとしていたが、そんな彼の前に第一の死体が現れる。その後も内部不正を覆い隠すための殺人が相次ぎ、シモクは自分とは対照的に人情味あふれる性格の刑事ハン・ヨジン(ペ・ドゥナ)と事件解決に乗り出す。
『秘密の森』見どころ
秀逸な脚本が“2017年最高のサスペンスドラマ”と高く評価され、「第54回百想芸術大賞」を受賞した本作ですが、手がけたのはなんと新人の脚本家であるイ・スヨン。3年にも及ぶ検察関係者への取材の末に完成した作品とのこと。シモクの周囲にいる人間が容疑者として浮上する中で展開していく物語は最初から最後まで緊張感が漂っており、一切気が抜けません。常に無表情でありながら確かな感情の揺れを見せていくチョ・スンウの演技力の高さも話題に。錚々たるメンバーの中から同じく「百想芸術大賞」で最優秀男性演技賞を獲得しました。
『サムバディ』
『サムバディ』あらすじ
天才プログラマーのキム・ソム(カン・へリム)は出会い系アプリの開発で成功を収めるも、自身は人を愛するということがよくわからず、心満たされぬ日々を送っていた。そんな彼女が出会ったのは、建築デザイナーのユノ(キム・ヨングァン)。彼はサムバディを通じた連続殺人事件の捜査線上に浮かんだ人物であったが、ソムと友人たちはその謎めいた男に翻弄されていく。
『サムバディ』見どころ
思わず目を覆いたくなる過激な暴力&性描写が満載の問題作。さまざまなタブーを打ち破ったサイコスリラーですが、最終回まで視聴し終えたら愛し合う2人の男女を描いたラブストーリーに思えてくる不思議なドラマです。注目はユノを演じるキム・ヨングァン。『ピノキオ』や『初対面だけど愛してます』などのヒットドラマで女性視聴者の心を射止め、“ロマンス職人”とも呼ばれるヨングァンが当初は爽やかな印象を与えながらも、徐々に狂気を滲ませていく演技は必見。
まとめ
シリーズ化している人気作から配信されたばかりの新作まで、おすすめの韓国サスペンスドラマを6作紹介しました。没入感を得られるスリリングな展開と社会問題をうまく盛り込んだエンタメ性の高さが韓国サスペンスの特徴。観ていると、あっという間に時間が経ってしまうこれらの作品をチェックするならNetflixがおすすめです! 休みの日にぜひ一気見してみてください。
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