大人気コミック『シティーハンター』の実写版がNetflixにて2023年4月25日より独占配信スタート。いままでTVアニメや劇場版アニメ、フランスでの実写映画化など多くのメディアミックス作品が制作されていましたが、日本での実写化は初めて。
この記事では、そんな2024年の大注目作品『シティーハンター』のあらすじとキャスト、見どころを紹介します。
『シティーハンター』とは？
北条司による原作漫画『シティーハンター』は『週刊少年ジャンプ』（集英社）で1985年に連載が始まりました。1987年にTVアニメが放送されたのを皮切りに一大ブームを巻き起こします。TVアニメは4シリーズ、TVスペシャル3作品、劇場版アニメ映画は5作品制作。また2018年にフランスで実写映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が公開されて話題となりました。
原作コミックスの累計部数は約5000万部と長きにわたり愛され続けている作品が、なんとNetflixで日本初の実写化です！
Netflix映画『シティーハンター』あらすじ
Netflix映画『シティーハンター』は現代の新宿が舞台。主人公・冴羽獠は、新宿を拠点に活動する裏社会のトラブル処理を請け負うスイーパー（始末屋）です。「シティーハンター」と呼ばれる獠に仕事を依頼したいときは、新宿東口の伝言板に「XYZ」と書くこと。
ある日、美女から「XYZ 妹を探して下さい」という依頼を受けた獠は、相棒の槇村と共にコスプレイヤーのくるみを捜索することになります。調査を進めるうちに、くるみは同時期に新宿で起こっていた謎の連続暴力事件に巻き込まれていることが分かります。加えて、その事件には槇村が追う謎の薬“エンジェルダスト”が関わっており……。
本作は獠と香がバディを組むきっかけとなった始まりの物語です。危険だからと最初は香を遠ざけようとする獠でしたが、香の本当の想いとひたむきさに打たれ、少しずつ信頼していく姿が描かれます。
クールなガンアクション有り、おなじみの“もっこり”有りの、痛快エンターテインメントです！
Netflix映画『シティーハンター』のみどころ
溢れるキャラ愛。魅力的な登場人物をキャストが体当たり演技
コミックの実写化においてファンが気になるのは、どれだけ原作とキャラクターのイメージを損なわずに面白い作品になっているかということでしょう。
主人公の冴羽獠は女性に目がなく一見おバカに見えるものの、依頼をこなす際は別人のようにクール。そんなギャップが愛されているキャラクター。
その獠を演じるのは、漫画の実写化作品に多く出演経験がある鈴木亮平。キャラクターに対する役作りの解釈が深く、漫画好きからの信頼も厚い俳優の1人です。もともと原作の大ファンで子どもの頃から冴羽獠を演じてみたいと思っていたそう。そのため、並々ならぬ熱量と愛情を持って演じています。時にはパンツ一丁で歌い踊るなど、鍛え上げられた肉体美を惜しげもなく披露しています。
一方、混雑しているバーの中で客の誰にも当てずに銃を撃つ正確無比な銃の腕前、冷静沈着な頭脳と並外れた身体能力も必見です。
コメディとハードボイルド、漫画的表現と実写的表現というぶつかり合う要素を、鈴木亮平が演じることで絶妙なマリアージュを醸し出しています。
他のキャラクターも、ボーイッシュで芯の強さと優しさを併せ持つ香や、生真面目さがにじみ出る槇村、妖しい魅力をたたえた刑事・冴子など、原作キャラクターの良さそのままを熱演で魅せています。
ファンも嬉しい仕掛けがいっぱい！
『シティーハンター』といえばおなじみのアイテムも登場します。
獠が愛用している赤のミニクーパーや、槇村が使っていた銃、香には欠かせないあのアイテムも。原作ファンも思わずにっこりすること間違いなし。
またED（エンディング）曲もテレビアニメ版と同じTM NETWORK『Get Wild』を新録した『Get Wild Continual』。おなじみのテーマソングを聴くだけで胸が踊ります。
『シティーハンター』の登場人物・キャスト
冴羽獠（鈴木亮平）
東京・新宿を拠点にトラブル処理を請け負う「シティーハンター」と呼ばれるスイーパー（始末屋）。無類の美女好きで、美女からの依頼は断れない一面も。ただし依頼を受ければ並外れた銃の腕前と身体能力、冷静沈着な判断力で裏社会ナンバーワンの呼び声も高い。
原作を愛し出演を熱望していた鈴木亮平は、クールでおバカで多くの顔を持つ愛すべきキャラクター・冴羽獠を生き生きと演じています。
鈴木亮平が『シティーハンター』ティーザー予告編を初めて見て、グッと熱くなってしまった”あのシーン”と、お馴染みのテーマ曲について語っています。ぜひチェックしてみてください。
槇村香（森田望智）
ボーイッシュな外見、さばさばした口調と男勝りなのが特徴。槇村秀幸の妹だが、生い立ちには秘密が。Netflixシリーズ『全裸監督』で実在のセクシー女優・黒木香に大抜擢された森田望智がチャーミングに演じています。
槇村秀幸（安藤政信）
かつては刑事として野上冴子の同僚だったが退職。冷静で有能なため、現在は獠の相棒であり親友として支えている。香の兄でもある。
作品のキーパーソン・槇村を演じるのは、数々の映画やドラマに出演する実力派俳優・安藤政信。
野上冴子（木村文乃）
警視庁の敏腕刑事。槇村の元同僚で、その縁から獠とのつき合いも長い。獠の女好きな性格を利用して秘密裏に協力させています。
妖艶な色気を漂わせる冴子を演じるのは、NHK連続テレビ小説『だんだん』や『梅ちゃん先生』をはじめ、多くのドラマや映画に出演する木村文乃。
くるみ（華村あすか）
行方不明になった有名コスプレイヤー。新宿で起こっている大きな事件に巻き込まれています。
演じる華村あすかは、映画『初恋スケッチ〜まいっちんぐマチコ先生〜』、TVドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』に出演するなど、モデル、俳優として活躍する気鋭。華やかなコスプレ姿にも注目。
阿久津（橋爪功）
ただ者ではない雰囲気を漂わせている裏社会のボス。獠に一目置いており、利害が一致する場合に必要な情報を提供。ベテラン俳優・橋爪功が、車椅子に乗った怪しい男を迫力たっぷりに演じています。
伊東昭孝（杉本哲太）
警視庁捜査一課係長。冴子の上司。コメディから重厚な演技まで幅広い役をこなす杉本哲太は、本作でも独特な存在感を示しています。
まとめ
2024年の大注目作として早くも話題のNetflix映画『シティーハンター』。ハードボイルドコメディという唯一無二の魅力をたたえた本作は、初見の人も原作ファンにも見ごたえ抜群の作品です！
また今回の記事は「eo光チャンネル」で放送中の番組『Netflix Freaks』の連動企画。こちらの動画も合わせてご覧ください！
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