ぜひ観てほしい、日本マンガ原作のNetflixオリジナルアニメ3選!

Netflixは話題の『全裸監督』や『梨秦院(イテウォン)クラス』などの実写ドラマが有名ですが、実はアニメにも力が入っています。

今回は、日本のマンガを原作にしたオリジナルアニメを3本ご紹介します!

往年の名作リスペクトの完全新作『DEVILMAN crybaby』

DEVILMAN crybaby

永井豪『デビルマン』(1972年~1973年)を原作に、永井豪画業50周年を記念して、2018年に公開された本作。過去にもテレビアニメや実写映画化されていましたが、今作の監督には『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』などを代表作に持つ湯浅政明が務めています。

『DEVILMAN crybaby』のあらすじ

『DEVILMAN crybaby』のあらすじ

現代社会を舞台に、人々が超人的能力に目覚めるクライムファンタジー。普通のさえない高校生だった不動明は、親友であり天才的頭脳を持つ飛鳥了に連れられ、悪魔崇拝の集会(サバト)を模したパーティーに参加。そこで召喚された悪魔に乗っ取られかける明だが、その心は強く、完璧には乗っ取られず、悪魔の力を持った人間「デビルマン」へと変身。人間と悪魔、そしてデビルマンの三つ巴の争いが始まる……!

人間の本性が垣間見えるストーリーに引き込まれる

ヒロインの牧村美樹

物語の前半では、高校生である主人公の不動明やヒロインの牧村美樹の学生生活がこと細かに描かれています。しかしそんな日常のまったり感も物語が進むにつれて壊れていき……そのギャップに途中で観るのを止められず、一気に引き込まれてしまいました。
原作のテレビアニメとは違った絵のタッチなのですが、次第と「それがいい」と感じはじめます。シンプルな絵が逆にデビルマンの悪魔的なダークさを際立たせていると感じられました。
ダークヒーロー的な存在だと思っていたデビルマンですが、そもそもヒーローではなかったのではないか、安全なのが分かると変わる人の心情、そして民衆意識、極限状態でこそ人間の本性が現れるのだと痛感させられる作品でした。

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Web版サンデーで好評を博したバトルマンガ『ケンガンアシュラ』

ケンガンアシュラ

© 2019 サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん,小学館/拳願会

2019年に公開された本作は、2012年から2018年までWebコミック配信サイト『裏サンデー』にて執筆されていました。原作は『ダンベル何キロ持てる?』執筆中のサンドロビッチ・ヤバ子、作画はだろめおんが担当。2017年にアニメ化され、現在はNetflixにて独占配信されています。

『ケンガンアシュラ』のあらすじ

『ケンガンアシュラ』のあらすじ

© 2019 サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん,小学館/拳願会

企業同士が巨額の利益をかけて、雇い入れた闘技者同士を争わせる“拳願仕合”が行われる独特の世界。そんな日本経済の闇を不可抗力で知ってしまう、56歳のダメリーマン・山下一夫。山下は自社の闘技者である十鬼蛇王馬(ときたおうま)の世話係。次々と現れる強者にギリギリの戦いを続ける王馬。拳願仕合の先にあるものは何なのか。山下は、壊れた家庭を取り戻し、サラリーマンとして会社の期待に応えられるのか……そもそもこの伏線は回収されるのか(笑)。格闘バトルストーリーが今、始まる!

スピード感のあるバトルに魅入られる

スピード感のあるバトル

© 2019 サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん,小学館/拳願会

本作の魅力は、スピード感のあるバトルシーンです。原作では、格闘技をたしなんでいたサンドロビッチ・ヤバ子と担当編集が実際に組手を行って描かれていたといいます。この手法をアニメ制作でも踏襲しているため、バトルシーンのリアルさがピカイチ。架空の格闘流派であっても技の基盤がしっかり見えるのも魅入られるポイントです。
印象的なのはエピソード2『超人』の最後のシーン。過酷な拳願試合に参戦した十鬼蛇王馬は、その目的を聞かれると「戦うのにいちいち理由が必要かい?」と返しますが、心の中では闘技者の中にいるある人物との再会を懇願している。何でも口にしてきた王馬だっただけに、この発言と心の声の違いに驚きを隠せませんでした。そして登場する謎の長髪男子……。続きが気にならないわけがありません!
そして立木文彦さんのナレーションはやっぱり最高です!

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ドラマ化もされた人気作品『極主夫道』

極主夫道

累計400万部を突破している、おおのこうすけ原作のハートウォーミングコメディ『極主夫道』。2020年には玉木宏主演で実写ドラマ化もされ、知名度も高い人気作です。監督には『のだめカンタービレ』シリーズや『ひぐらしのなく頃に』シリーズなど、コメディシーンの印象的な作品を多く手掛ける今千秋が務めています。

『極主夫道』のあらすじ

『極主夫道』のあらすじ

主人公・専業主夫の龍の見た目は強面(こわもて)。それもそのはず龍は裏社会で数々の伝説を残し、「不死身の龍」とまで呼ばれた武闘派の極道者だったのです。そんな元極道の龍が、妻である美久のために料理を作ったり、掃除をしたり、洗濯をしたり……。完璧なまでに家事をこなしていく様に笑えてくる。そんなほのぼの(?)した日常をのぞき見する。

小さな笑いが押し寄せてくる

小さな笑い

強面ヤクザが主夫として生きているのですが、何をやってもやっぱり怖い。言葉の節々に感じる極道。そしてやってくるオチのほんわか感……。コメディ作品でも、本作は大笑いではなく「くすっ」とした笑い。シーズン1エピソード2でヨガ回があるのですが、ヨガポーズを極道で染める龍とインストラクターの兼ね合いがテンポも良く、『極主夫道』の魅力が十二分に詰まっていると感じました。
アニメーションに動きは少なく、あえて動かない演出はマンガをそのままアニメにしているかのよう。セリフの量や効果音など丁度いいバランスで入っているため、あっという間に観終わってしまう疾走感が本作の魅力と言っても間違いないでしょう。
スピンオフとして、龍の声を担当する津田健次郎が家事に挑戦する『極工夫道』も「くすっ」と笑える仕上がりです。
もし気になったのなら、まずは1話見てみるのが、筋ってもんとちゃいますかぁ。

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まとめ

ご紹介した作品は、数あるオリジナルアニメのほんの一部です。Netflixでは豊富なアニメが配信されており、どれも個性派揃い。まだまだ紹介したいオリジナルアニメがあるので、またご紹介したいと思います。

今回ご紹介した『DEVILMAN crybaby』『ケンガンアシュラ』『極主夫道』をぜひチェックしてみてください。


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