2023年8月22日より、星野源とオードリーの若林正恭がMCを務めるトークバラエティ『LIGHTHOUSE』〜悩める2人、6カ月の対話〜 がNetflixにて独占配信！日本を代表するトップクリエイターである2人が、“悩み”をテーマに月に1度のガチトーク。そんな2人の6カ月にわたる対話の記録が、悩める人々の明かりを照らす灯台となる本番組の魅力を紹介します。
※本記事は『LIGHTHOUSE』の一部ネタバレを含みます。
目次
『LIGHTHOUSE』とは
『LIGHTHOUSE』は、音楽家・俳優・文筆家とマルチに活躍する星野源と、お笑いコンビ「オードリー」のツッコミ担当で数々のレギュラー番組を持つ若林正恭が2022年10月から月に1度、2人だけでガチトーク。悩み多き時代に、誰しもが共感する“悩み”をテーマに6カ月連続で収録したトークバラエティとなっています。
Netflixと、コメディシリーズ『トークサバイバー！〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』に続きタッグを組んだ総合演出＆プロデューサーの佐久間宣行から、「悩める人々の明かりを照らす灯台でありながら、自分たちの足元は暗そう」という意味を込めて「LIGHTHOUSE」というユニット名を与えられた星野さんと若林さん。
2人は毎回、収録場所を変えながら、1カ月の間に考えた悩みや日常の出来事を短く記した“1行日記”をもとにトークを展開していきます。日本を代表するトップクリエイターとなった彼らが一体、どのような悩みを抱えながら日々を過ごしているのか。その一端を垣間見ることができる貴重な番組です。
『LIGHTHOUSE』MC紹介
星野源
星野さんは2000年に高校の同級生とインストバンド「SAKEROCK」を結成。その3年後に松尾スズキ主宰の劇団・大人計画のメンバーとなり、以降ミュージシャンと俳優の二足のわらじで活動してきました。
2012年にはくも膜下出血で活動休止を余儀なくされるも、奇跡の復活を果たし、主演映画『箱入り息子の恋』や『地獄でなぜ悪い』で高い演技力を披露。ミュージシャンとしては、2015年に初めて手がけた連続ドラマ主題歌「SUN」がヒットを飛ばし、その年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たしました。翌年にはのちに妻となる新垣結衣とドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（TBS系）に出演。主題歌「恋」も手がけ、一大ムーブメントを巻き起こすこととなったのです。
これまでに4本のエッセイ本を出版、2016年から続く人気番組『星野源のオールナイトニッポン』ではラジオDJを務めるなど、マルチに活躍する星野さん。2019年にはアルバム「POP VIRUS」を携えた初の5大ドームツアーを成功させ、いまや国民的エンターテイナーとして幅広い層に愛されています。
若林正恭（オードリー）
2000年にSAKEROCKを結成した星野さんと時を同じくして、若林さんは中高の同級生である春日俊彰とお笑いコンビ「ナイスミドル」（2005年に「オードリー」と改名）を結成。故・前田健らが出演するものまねショーパブの前説などで下積み時代を送りました。
日の目を浴びたきっかけは、2008年に出演したバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』（日本テレビ系）。同番組のワンコーナーである「おもしろ荘へいらっしゃい!」で披露したネタが評判となり、その名を広めることに。同年、若林さんがピンでR-1グランプリの準決勝に進出。コンビとしてもM-1グランプリで敗者復活戦から決勝進出を果たし、グランプリは逃したものの、見事に準優勝となりました。
以降は多数のバラエティ番組に出演し、人気芸人の仲間入りを果たしたオードリー。現在は『あちこちオードリー』（テレビ東京系）や『スクール革命!』（日本テレビ系）など多数のレギュラー番組や冠番組を持っていますが、特にラジオの『オードリーのオールナイトニッポン』が大人気で“リトルトゥース”と呼ばれる多くのリスナーを抱えています。2019年には『オードリーのオールナイトニッポン』10周年を記念し、なんと日本武道館でイベントを開催。2024年に迎える15周年には東京ドームでイベントが開催されることも決定しています。
一方、2009年〜2021年まで山里亮太（南海キャンディーズ）とユニット「たりないふたり」としても活動していた若林さん。今年4月期には2人の半生を描いたドラマ「だが、情熱はある」（日本テレビ系）も放送され、改めて注目を集めています。
スターになっても悩みは尽きない？2人のトークに救われる
星野さんと若林さんが月に一度、2人きりでトークを繰り広げる本番組。その舞台は毎回変わり、トーク内容もそれに合わせて少しずつ変化していきます。第1回目は、下積み時代の2人と縁のある東京の阿佐ヶ谷。そこは星野さんが初めて一人暮らしをした場所でもあり、若林さんが相方である春日さんとネタ合わせをしていた場所でもあります。
そんな思い出の地に久しぶりに足を運んだ2人は当時の鬱憤をトークで晴らす、晴らす。「ずっと下を向いて歩いてた」「先輩の前田健さんによく朝まで説教されてた」といった今の2人からは考えられないような暗黒時代のエピソードが次々と飛び出します。
一方で、この番組を観ていて、何よりも驚かされるのは芸能界で成功した星野さんと若林さんでも悩みや迷いを抱えているということ。2人が1カ月の間に考えた悩みや日常の出来事を短く記した“1行日記”には、「大人になってもストレスが減らない」「ネタが浮かばない。もう22年目」「必要とされていないと感じても楽しく生きられる人になりたい」など、芸能人に限らず誰しもが抱える普遍的な悩みが綴られています。それを基に展開される2人のトークを聞いていると、不思議と救われた気持ちになるはず。まさに2人はLIGHTHOUSE、悩める人々の明かりを照らす灯台です。
番組では、街ゆく若者に今の悩みを聞き、それに対して2人が感じた思いを語るコーナーも。今時の若者が抱える悩みや苦しみに2人はどう応えるのかも見どころとなっています。
行きたい場所は自分で作る。2人のリアルタイムでの心境の変化に注目
星野さんと若林さんの“1行日記”には興味深い内容がたくさん綴られているのですが、特に印象的だったのは若林さんの「今の若林が何をすればいいのか誰でもいいから頼むから教えてくれ」という心の叫びです。
芸人として芽が出る前は周囲に対して強烈な劣等感や嫉妬を抱いていたものの、それをエンタメに昇華していたという若林さん。しかし、同じくさまざまなコンプレックスを抱える南海キャンディーズ・山里亮太と結成したユニット「たりないふたり」の解散ライブでやりきった感を覚えたといいます。
日本武道館で『オードリーのオールナイトニッポン』のイベントも成功させ、ある意味行くところまで行った若林さんだからこそ感じる、「幸せだけどつまらない」という正直な気持ち。そこに星野さんの言葉がある気づきを与えます。後に星野さんとの対話を経て「行きたい場所は自分で作るしかない」という結論に至った若林さんが、次の収録、そのまた次の収録でどんどん気持ちの上で変化していっているのがよく見えるのです。
そんな2人のリアルタイムでの変化を知れるのが、番組の1つの魅力。収録の間、星野さんは3年ぶりの有観客ライブを開催。東京ドームで行われる『オードリーのオールナイトニッポン』の15周年イベント開催が決定するなど、色々と大きな出来事がありました。その時、2人はどんな心境だったのかも知ることができます。
星野源が番組のために新曲制作！若林との再タッグも実現
そして、もう1つの見どころが、エンディングで披露される星野さん作詞・作曲の楽曲です。今回、本人たっての提案で、毎回のトーク内容を象徴する新曲を星野さんが制作することに。収録で2人が話した内容や街頭インタビューで浮かび上がってきた若者の悩みが、星野さんが独自の世界観で紡ぐ歌詞とメロディで表現されています。
ある曲では、若林さんもラップパートのリリックと歌唱を担当。実は若林さん、2021年にゲストとして『星野源のオールナイトニッポン』に出演。その際、星野さんの楽曲「Pop Virus」をfeat.MC.wakaとしてラップを披露しました。そんな縁もあり、今年の1月には『オールナイトニッポン』の55周年を記念し、トラックを星野さんが担当、リリックとラップを若林さんが担当したコラボジングルが発表されたのです。
トーク内でその体験を振り返り、「今から俺がHIPHOPのラップを録るんだと思ってドキドキワクワクしてた」と語った若林さん。そんなドキドキワクワクの再タッグがこの番組で実現します。のちのトークで若林さんは自身が綴ったリリックについても語っているので、そちらもご注目！
まとめ
悩み多き時代を生きている私たちに明かりを照らしてくれるのが、Netflixシリーズ『LIGHTHOUSE』。星野さんと若林さんが自分たちの悩みに真正面から向き合いながらも、楽しく展開するトークに共感したり、悩みを忘れて笑ったりした後は心が少しだけ楽になっていることに気づくはず。元気がなくなった時のお守りにしたい番組となっています！
今回の記事は「eo光チャンネル」で放送中の番組『Netflix Freaks』の連動企画。こちらの動画も合わせてご覧ください！
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