Netflix映画『ロ・ギワン』は“尊厳”を問う社会派ラブストーリーに!ソン・ジュンギの熱演に注目

Netflix映画『ロ・ギワン』は“尊厳”を問う社会派ラブストーリーに!ソン・ジュンギの熱演に注目

ソン・ジュンギが主演を務めるNetflix映画『ロ・ギワン』が3月1日に配信開始となりました。

『ロ・ギワン』は、韓国の作家チョ・ヘジンのベストセラー小説『ロ・ギワンに会った』が原作。本作でキム・ヒジンが長編監督デビューを果たし、脚本を務めました。人生の最後の希望を抱いてベルギーに到着した脱北者のギワンと、人生の理由を失った元射撃選手のマリが惹かれ合っていく姿を描いています。

人間の尊厳について考えさせられる社会派ラブストーリーの見どころを紹介します。

※本記事は『ロ・ギワン』の一部ネタバレを含みます。

『ロ・ギワン』あらすじ

『ロ・ギワン』あらすじ

生きるために母国である北朝鮮を抜け出し、中国で暮らしていた青年ロ・ギワン(ソン・ジュンギ)。そこから人生最後の希望を抱いて、ベルギーへ密入国したものの、すぐに難民申請が受けられず路頭に迷う。そんな中、コインランドリーで財布を盗まれてしまうという更なる不幸が。

財布を盗んだのは、ベルギー国籍を持つ韓国人女性のマリ(チェ・ソンウン)だった。生きなければならない理由があるギワンと、ある出来事をきっかけに生きる希望を失ったマリはそこから惹かれ合っていくーー。

『ロ・ギワン』登場人物

ロ・ギワン(ソン・ジュンギ)

ロ・ギワン(ソン・ジュンギ)

本作の主人公。北朝鮮で生まれたが、喧嘩の仲裁に入ったことで警察に追われる身となり、中国へ逃亡。ある出来事をきっかけに中国にもいられなくなり、ベルギーに密入国する。

演じるソン・ジュンギは、2008年に映画『霜花店 運命、その愛』で俳優デビュー。華やかなビジュアルで多くのドラマや映画で活躍し、2017年に韓国で41.6%の高視聴率を記録したドラマ『太陽の末裔』に出演すると人気俳優としての地位を不動のものとしました。『ヴィンチェンツォ』や『財閥家の末息子』などの話題作ではきらびやかな役を演じましたが、今回はそのイメージを覆し、ギワンが歩む過酷な道のりを体現しています。

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マリ(チェ・ソンウン)

マリ(チェ・ソンウン)

ベルギー国籍の韓国人女性。元々は腕のある射撃選手だったが、母親の死に関するある事実を知り、人生の意味を見失う。借金があり、バーを経営するベルギー人のシリルに逆らえない状況にある。

演じるのは、大学で演劇を学んだのちに映画『スタートアップ!』でデビューを果たした新人女優のチェ・ソンウン。主演のソン・ジュンギとはおよそ10歳年下ですが、年齢差やキャリアの差を超える名演を見せています。彼女が繊細に表現する、ギワンと出会ってからのマリの変化に注目です。

ソンジュ(イ・サンヒ)

ソンジュ(イ・サンヒ)

ロ・ギワンが働く精肉工場の先輩。病気を患う娘の治療費を稼ぐために、中国から単身でベルギーにやってきた。ぶっきらぼうだが情に厚く、ギワンにも親切にする。

ユンソン(チョ・ハンチョル)

ユンソン(チョ・ハンチョル)

マリの父。母親の死に関するある秘密をマリに知られてから、親子関係が上手くいっていない。脱北者であるギワンとマリの関係を心配している。

オクヒ(キム・ソンリョン)

オクヒ(キム・ソンリョン)

ギワンの母で、ともに北朝鮮から中国へ渡った。警察に追われているギワンの代わりに女手一つで働いていたが、ある出来事をきっかけに亡き人となる。

チョンジュ(イ・イルファ)

チョンジュ(イ・イルファ)

マリの母で故人。生前からほとんど寝たきりの状態で、マリや夫のためにある決意をする。

シリル(ワエル・セルスーブ)

シリル(ワエル・セルスーブ)

ベルギーでバーを運営する人物。マリに異常な執着を見せる。

ウンチョル(ソ・ヒョヌ)

ウンチョル(ソ・ヒョヌ)

ギワンの叔父。中国にいられなくなったギワンのためにベルギー行きのお金をある方法で工面する。

あまりに過酷なギワンの運命をソン・ジュンギが体現

あまりに過酷なギワンの運命をソン・ジュンギが体現

『ロ・ギワン』のストーリーは主人公のギワンがベルギーに密入国してくるところから展開していきます。前半で描かれるのは、さまざまな理由で母国を追われた人々が直面する過酷な現実。彼らはまず、難民認定申請を行い、自分たちが紛争や迫害などの理由で母国を逃れてきたことを証明しなければなりません。ギワンは証拠が足りず、すぐには申請を受けることができませんでした。
だからといって何か支援があるわけでもなく、数カ月先までどうにか1人で生き延びなければならないのです。冬の寒さをしのぐためにトイレで眠り、ゴミ箱を漁って食料を得るも腐敗が進んでいたために嘔吐し、地元のギャングたちから殴る蹴るの暴行を加えられ……と思わず目を覆いたくなるような現実がそこにあります。
それでも、ギワンには生きなければならない理由がありました。

あまりに過酷なギワンの運命をソン・ジュンギが体現

そこには、母親の存在が関係しています。母国である北朝鮮で喧嘩の仲裁に入ったことで警察に追われる身となったギワンは、逃亡先の中国で密かに暮らしていました。そんな自分のために働き詰めだった母親が、ギワンと共に警察から逃げている最中にトラックに轢かれてしまったのです。叔父であるウンチョルはその母親の遺体を病院に売り、ギワンをベルギーへ逃がしました。

ギワンがアスファルトに広がる母親の血が排水口に流れてしまわないよう必死に手で押さえ、慟哭する場面は涙なしに見ることができません。「本名で堂々と生きて」と身を挺して生きる道を与えてくれた母親のためにもギワンは生きる必要がありました。そのため、地べたをはいつくばるようなギワンの日々は見ていて辛いものがありますが、彼の瞳には強い意志が宿っています。まるでギワンの魂が乗り移ったようなソン・ジュンギの圧巻の演技に心震えることでしょう。

危険な状況下で盛り上がるギワンとマリの恋も見どころ!

危険な状況下で盛り上がるギワンとマリの恋も見どころ!

難民の厳しい現実を描くと同時に、本作のもう一つの主軸になっているのが、ギワンとマリの恋愛模様です。マリがコインランドリーで寝ているギワンの服から財布を盗んだことから繋がった2人の人生。本作は最悪の出会いから始まる恋という、ラブストーリーの定石通りの展開。

必死で生きようとするギワンと、死んだように生きるマリ。そんな2人は反目しながらも惹かれ合っていきます。特に、後半はロマンス展開が加速。荒々しい性格だったマリが見た目も雰囲気も柔らかくなり、ギワンと幸せな日々を送る姿は微笑ましく思えます。しかし、マリはある問題を抱えていたのです。

危険な状況下で盛り上がるギワンとマリの恋も見どころ!

実はドラックに依存しており、そのせいで多額の借金を抱えているマリ。お金を借りているベルギー人のシリルに逆らえず、地下の違法賭博場で射撃対決をさせられていました。明示こそされていませんが、マリに対して特別な感情を抱いているであろうシリルは彼女を決して手放そうとはしません。

ゆえに危険に晒されているギワン。果たして2人はシリルの手を逃れて幸せになることはできるのか……最後までハラハラドキドキさせられます。

尊厳とは?ギワンの最後の台詞が深い

尊厳とは?ギワンの最後の台詞が深い

マリがドラックに依存することになったきっかけ。それは、病気の母が安楽死という選択を取ったことがきっかけでした。母親の死後にその事実を知り、それまで黙っていた父親、そして母親に対してある思いを秘めていた自分自身をマリは許せなかったのです。

難民問題、安楽死など、あらゆる重たいテーマを扱っている本作。そこから浮かび上がってくるのは、“尊厳”とは何かという問いです。

尊厳とは?ギワンの最後の台詞が深い

幼い頃から生きるために戦ってきたギワン。それは尊厳を得るための戦いです。ギワンの母も、マリの母も色々なものを奪われてきた人生でしたが、最後の最後に自分の意思に基づいた決断をします。

では、尊厳とは一体何なのか。尊厳について一つの解釈を表した、ギワンの最後の台詞に注目してみてください。

まとめ

まとめ

ソン・ジュンギが最後の希望を抱きベルギーに逃亡した脱北者ギワンの壮絶な運命を体現するNetflx映画『ロ・ギワン』。尊厳について問うシリアスなテーマながら、ギワンとマリのラブストーリーも見どころの本作をぜひNetflixでお楽しみください。

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